バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモがデビュー戦でゴールを記録し、チームを勝利へと導いた。

　1998年5月7日生まれの26歳はバルセロナの下部組織でプレーすると、14年にディナモ・ザグレブでプロデビューを果たし、20-21シーズンからライプツィヒに在籍。主軸として活躍を続けると、今月9日にバルセロナへの“復帰”が発表された。

　トップチーム登録が遅れてプレー機会を得られずにいたが、選手登録完了直後の27日ラ・リーガ第3節ラージョ戦で、ついに新天地デビューを果たす。

　ダニ・オルモに出番が巡ってきたのは、0-1とリードを許して迎えた後半開始から。15分にMFペドリのゴールで試合を振り出しに戻すと、37分にダニ・オルモが大仕事をやってのける。右サイドを突破したFWラミネ・ヤマルからマイナスのパスを受けると、左足のシュートで鮮やかにネットを揺らし、チームを2-1の逆転勝利へと導いた。

　クラブ公式ウェブサイトによると、ダニ・オルモは「デビューしたくてしょうがなかった」と語りつつ、デビュー戦でのゴールに喜びを表している。

「これ以上はない形でデビューできた。とても気分がいいし、大きな期待を持っている。何年も勝てずにいたスタジアムで、チームを助けることができたことにとても満足しているよ」