キッタ、2015年のセリーグ大混戦を振り返る「世界の終わり」

野球解説系YouTuberのキッタ氏が「史上初の全セ界が借金を背負った2015年を振り返る【セ界恐慌】」と題して動画を公開。2015年のセリーグについて詳細に解説した。キッタ氏は、今年のセリーグが接戦状態であることに触れ、「今年のセリーグはどこも今一つ決め手に欠け、ゲーム差が開かない」と語ったうえで、2015年も同様の接戦が繰り広げられたと述べた。

動画では、2015年のセリーグが史上初めて全チームが借金を抱えたシーズンだったことを紹介。「この悲惨な状況をプロ野球ファンはこう呼びました。『世界の終わり』」と述べ、そのシーズンを振り返った。キッタ氏は、特に巨人や阪神、広島、中日の各チームがシーズン序盤から晩夏にかけて経験した出来事を詳述し、例えば交流戦期間中に各チームがどのように成績を崩したかについて詳しく解説。「巨人が交流戦前半で大きく勝ち越しながらも、後半で失速。唯一勝ち越したのが阪神です」と述べ、2015年の各チームの浮き沈みを分かりやすく説明した。

また、広島の黒田裕樹投手の復帰や、巨人の新外国人選手フランシスコの事件についても言及。「黒田投手の復帰が話題となり、広島は非常に高い評価を受けましたが、結果として開幕ダッシュに失敗」と振り返り、フランシスコの失態が巨人のチーム状況に大きな影響を与えたことを強調した。

終盤では、優勝争いが激化する中で起こった名場面や選手たちのパフォーマンスに触れ、ヤクルトの優勝決定の瞬間も紹介。「マジック1で迎えた本拠地神宮での阪神戦、延長11回裏に雄平選手がライト戦へのサヨナラタイムリーを放ち、14年ぶりのリーグ優勝を決めました」と語り、感動のシーンを再現した。

最後に、キッタ氏は「これからもこのような動画を上げていきますので、ぜひ高評価、チャンネル登録よろしくお願いします」と視聴者に呼びかけ、動画を締めくくった。