インドネシアの村(2015年12月20日撮影、資料写真)。(c)CENING UNRU / AFP

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【AFP=時事】インドネシア・南スラウェシ(South Sulawesi)州で高齢の女性(74)がニシキヘビに襲われ死亡する事故が起きた。警察と現地当局が16日、発表した。同州では、ニシキヘビによる死亡事故が過去3か月で3件起きている。

  同州パロポ(Palopo)の警察は、ヘビに締め付けられ、かまれたことで女性が命を落としたとみている。ヘビの大きさは全長4メートルだった。

 地元首長によると、女性は畑に出掛けたまま行方が分からなくなり、その後、自宅近くで遺体が発見された。頭と脚にはかみ痕があったという。

 女性の娘が遺体を発見した。ヘビは数メートル離れた場所にいたとされ、地元住民らに撲殺された。住民らの話では、女性は肩までのまれた後、吐き出されていたという。

 ニシキヘビに襲撃されて命を落とすケースはまれとされているが、インドネシアでは近年、同様の死亡事故が数件起きている。

 同州では先月と先々月にも、ヘビに丸のみされた女性の遺体が見つかっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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