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(MCU)『&ウルヴァリン』では、驚くべきの数々が物語を盛り上げる。中でも、ファンが「まさか!」と驚き、そしてツッコみを入れたくなるようなカメオがあった。

ファン待望の登場となった“あの人”が、カメオ出演の裏側と、役への熱い思い入れを初めて語っている。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール&ウルヴァリン』では、虚無の地(神聖時間軸から逸脱した人やモノが送られる、形而上学的な廃棄場)に落とされたデッドプール&ウルヴァリンが大喧嘩をしているところ、とある男に声をかけられる。その声の主はクリス・エヴァンスだ。

デッドプールは、きっと彼がキャプテン・アメリカだと期待する。おそらくほとんどの観客もそうだっただろう。しかし彼は「アベンジャーズ・アッセンブル」と唱える代わりに「フレーム・オン!」と叫ぶと、身体に火炎を纏って飛び上がる。彼の正体は、2005年の映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』とその続編である2007年の『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』で演じたヒューマン・トーチことジョニー・ストームだったのである。

(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

エヴァンスといえば『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でキャプテン・アメリカ役から美しく退いた後も、MCUへの再登場を望むファンが後を絶たなかった。『デッドプール&ウルヴァリン』は、キャップ役ではなく、まさかのヒューマン・トーチ役でその夢を叶えたのだ。

そっちかい!な再演について、エヴァンスが初めてその裏側を語った。「すごく興奮しました」と、米に話している。

THE RIVERによる監督のショーン・レヴィへのによれば、主演のライアン・レイノルズはレヴィと脚本を執筆しながら、「ここであの人が出てきたら面白い」とアイデアを考え、その場で本人にテキストメッセージを送って出演を打診していたという。これと合致するように、エヴァンスは「彼がメッセージを打ってくれたんです。“あのさ、長い撮影になるかもしれないけど、20年前の役を再演してみる気はない?”って」と明かしている。「僕は“マジかよ!もちろん”と答えました」。

キャプテン・アメリカではなく、ヒューマン・トーチの方を再演するという、レイノルズらしいアイデア。「正直、ライアンだからこそ受け入れた、ってところがあるかもしれないですね。だって、彼は商才があるから」と、エヴァンスは友情出演の理由を語っている。

「彼の自意識はほとんど無敵です。彼は観客がジョークを言うより先にジョークを言う。なので、キャラクターを再演する、どうすればうまくいくかを考えるって時に、ライアンのユーモアがあれば全てうまくいく。だから、自動的に安心できるんですよ。」

撮影はスピーディーに行われたようだ。「急いで飛んでいって、2~3日撮影をやって、また飛んで行きました。僕にとっては朝飯前ですね」。

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かつて着用したファンタスティック・フォーの青いコスチュームに再び身を包んだエヴァンスだが、今回のコスチュームは当時に比べてずいぶん楽だったという。虚無の地でのジョニーは「彼は少し荒れているような状態」だったので、「コスチュームもそこまで綺麗じゃなくてもよかった」ためだ。また、キャプテン・アメリカ役を長年演じた経験も役に立った。

「初期の2作(『ファンタスティック・フォー』)の頃、マーベルはまだ足場を固めようとしているような時期だったから、何もかも綺麗に仕立てて、たくさんミーティングを重ねて、たくさんの意見を取り入れていました。でも今回は、“わかってますよ、僕らもやってきましたから”って感じでしたね。」

俳優として駆け出しの頃に出演し、ブレイクのきっかけとなった『ファンタスティック・フォー』について、エヴァンスは本出演をきっかけに改めて思いを馳せたようだ。「ただただ、懐かしい思い出です。僕の人生における、大きな節目でした」と、ジョニー・ストーム役への愛情を熱く語っている。

「1作目当時、僕は23歳でした。初めてのスタジオ大作映画でしたね。当時はまだ、映画は数本しかやっていなかったけど、あんなレベルのものではなかった。小さな節目、小さな曲がり角、というくらいでした。でも『ファンタスティック・フォー』は、曲がり角を曲がって、僕のキャリアを次のレベルに連れて行ってくれました。あの映画の皆さんと仕事をするのが大好きでした。役のことも大好きです。当時については、ひたすらに愛と思い入れしかありません。」

ちなみにエヴァンスは、『フリー・ガイ』でもレイノルズのリクエストに応えてカメオ登場している。主人公がキャプテン・アメリカの盾を使用する姿を見たエヴァンスがカフェで「僕の盾?」と驚くシーンだ。この時、エヴァンスはたまたま『フリー・ガイ』撮影地の近くにいたので、レイノルズが声をかけたところ「5分で行くよ」といった具合にそうだ。フッ軽。

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