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(MCU)最新作『&ウルヴァリン』では映像のリアリティを追求すべく、可能な限りのロケ撮影が実施された。これには、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンとライアン・レイノルズ演じるデッドプールのコスチューム姿がパパラッチによってリークされるという代償も伴った。

2人の姿の漏洩を何としても防ぎたかったであろうマーベル・スタジオだが、監督のショーン・レヴィはロケ撮影はリークされるだけの価値があったと考えているようだ。米で語っている。

「撮影初日のずっと前、ライアンと私はプロデューサーとして、ケヴィン・ファイギの許可を得て、この映画を他のほとんどのMCU映画とは違う外観と撮影にすることを決定したので、すごく大変でした。それはサウンドステージやグリーンスクリーンが限られ、現実世界の屋外で撮影された、より現実的なシーンのことを意味するわけです。 決断にはリスクが伴いましたし、そのリスクは撮影初日に丘の中腹にパパラッチの大群が立ちはだかる採石場で明らかになりました。地に足の着いたリアルな映画を作りたかった私たちが払った代償ですね。映画での秘密やサプライズとなると、その代償を快く払いますよ。」

監督が言う“採石場”でのリーク写真では、デッドプールとウルヴァリンだけでなく、サプライズでカメオ登場する予定だったキャラクターの姿も写し出されていた。リーク写真は瞬く間にネットで拡散され、主演のライアンは自身のSNSで拡散を控えるよう事態までとなった。さらにライアンは写真流出に偽リーク画像で応戦。自身とヒュー、スタンとダブルたちがプレデターと対面しているフェイクの現場写真を。

ちなみに2023年7月に公開された『デッドプール&ウルヴァリン』のは、リーク写真が流出した後に急遽リリースが決定されたものだという。「私たちは、非公認の情報源から写真が相次いで公開されていたのを見て、撮影の合間でしたがすぐに決めました」とレヴィ監督。「世界に対して、あのコスチュームをちゃんと紹介しようと思ったんです」と当時の決断を振り返った。

『デッドプール&ウルヴァリン』は絶賛公開中。

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