『リトル・ダンサー』10月4日リバイバル上映決定 ─ 不朽の感動作、デジタルリマスター版で蘇る

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『めぐりあう時間たち』(2002)『愛を読むひと』(2008)などで知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作、『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』が、2024年10月4日(金)より全国公開となることが決定した。

2000年9月29日に本国イギリスで公開された本作は、500万ドルという低予算にも関わらず、世界の映画祭で高い評価を受け、1億ドル超えの大ヒット。日本でも2001年1月27日から公開されると、ひたむきに夢を追いかける少年ビリーの煌めく姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作だ。

今回到着したティザービジュアルは、主人公のビリーが宙に浮かんでいるように軽やかにダンスしているシーンを切り取ったもの。バレエとの出会いに心が躍り、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊ること!」という夢に向かってまい進するビリーの強さを感じるものとなっている。

監督は本作で映画監督デビューとなった、上質なドラマの名手として知られる名匠、スティーヴン・ダルドリー。舞台演出家出身ならではの大胆な演出方法で第1作目にして早くもアカデミー賞監督賞候補に名を連ね、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を得ている。  

バレエ・ダンサーを夢見る主人公のビリーを演じたのは、『ロケットマン』(2019)や『異人たち』(2024)など今もなお数多くの作品に出演し続ける実力派俳優、ジェイミー・ベル。当時13歳だったジェイミーは、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。

ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。父親にバレエを反対された怒りをダンスにぶつけるシーン、町中を踊りまわるシーンなど、新人ながら希望や悲しみ、様々な感情をダンスに乗せて素晴らしい演技をジェイミーは披露している。

共演には『ハリー・ポッター』シリーズのモリー・ウィーズリーなどで知られるベテラン俳優、ジュリー・ウォルターズ。ビリーにバレエの楽しさを教えてくれるウィルキンソン先生を熱演し、第73回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。さらにのゲイリー・ルイスがビリーの父を演じ、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。

音楽では、70年代に一世を風靡したグラムロックのT・レックスによる名曲の数々と、ザ・クラッシュやザ・ジャムの人気楽曲などが使用され、ビリーの感情に寄り添うように鳴り響くのも本作の魅力といえる。

なお、7月26(金)から、ムビチケカード券が各上映劇場(※一部取り扱いがないところもございます)や通販で発売決定。購入特典として、少女たちに混ざってバレエを練習するビリーの姿が印象的なものから、躍動感あふれるダンスシーンなど、本作の名シーンを切り取った4種類のオリジナルポストカードからランダムで1枚をプレゼントされる。特典はなくなり次第終了となる。

ムビチケカード発売情報 購入場所:上映劇場、、 価格:1600 円(税込) 販売開始日:《劇場》7/26(金)劇場オープン時~劇場公開前日まで
《通販》7/26(金)AM10時~2024/10/3(木)23:59

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は10月4日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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