MCU版『X-MEN』、「見たことあるキャラクターと見たことないキャラクターが混在する」 ─ マーベル社長が予告
現在(MCU)からは、『X-MEN』新作映画の実現が期待されているところ。MCU最新作『&ウルヴァリン』では、『X-MEN』に登場したウルヴァリン役ヒュー・ジャックマンが出演することもあり、その期待はさらに高まっている。
そんな中、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、MCUで製作される『X-MEN』新作映画について米で言及した。ファイギは、『X-MEN』のIP(知的財産)がスタジオ内では「有り余るほどの財産」として重宝されていると明かしながら、次のように続けた。
「『デッドプール&ウルヴァリン』には素晴らしいX-MENのキャラクターがたくさんいます。(20世紀)フォックス版『X-MEN』シリーズも同様です。そしてまだ、スクリーンに登場していない素晴らしいX-MENたちもたくさんいます。」
気になるのは、どのキャラクターが登場するのかという点。ファイギは、3つの『スパイダーマン』シリーズを同じユニバースに集結させた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)での前例を引き合いに出しながら、MCU版『X-MEN』について「ソニーの『スパイダーマン』との取り決めで行おうとし、実際に行ってきたように、見たことあるキャラクターと見たことがないキャラクターが混在することになるでしょう」と予告した。
“見たことがある”『X-MEN』キャラクターであれば、ヒュー・ジャックマン版ウルヴァリンをはじめ旧20世紀フォックス時代のX-MENたち全員がその対象となってくるだろう。ちなみに、『デッドプール&ウルヴァリン』では炎を操るミュータント・パイロの再登場も判明している。
ファイギはMCU版『X-MEN』の製作時期について明言を避けたものの、夜明けが近いことを示唆。2024年3月に配信されたアニメ「X-MEN '97」に触れながら、自身の期待をこう語った。
「『X-MEN '97』の成功のおかげで、みなさんがあの世界を再訪し、繋がることができたのを見られてとても興奮しました。あえて言うなら、MCUでついにあの世界に飛び込むということで、(X-MENの)ソープ・オペラ的な要素は、私たちにとって非常にワクワクすることの一つです」。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)世界最速公開。
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