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『』シリーズではオリジナリティ満載の過激ジョークが見どころだ。(MCU)に合流する最新作『デッドプール&ウルヴァリン』ではどんなジョークが炸裂するのか、ファンの期待値は上がっていくばかり。

主に本シリーズでジョークを考案する役割を担うのは、主演のライアン・レイノルズだ。最新作でも細かすぎて伝わらないようなジョークを連発させているようで、監督のショーン・レヴィ、共演のウルヴァリン役ヒュー・ジャックマンが米に証言している。

「ググらなければ分からないジョークなどはありましたか?」と聞かれたヒューは「100%全部です」と正直に回答。いわく「ありがたいことに、あるキャラクターが長いセリフの中で“何のことかさっぱりだ”と言うんですけど、“同感!”って感じだった」という。

メガホンを取ったレヴィ監督は、ライアンと『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)で仕事を共にしてきた。ユニークなジョークが炸裂した同2作を経験したレヴィ監督をもってしても、ライアンの脳内を完全に理解するのは難しいようだ。

「ライアンには、人類が知らないような罵りの形を発明できるという超能力があるんです。それから、曖昧な文化的引用もあります。僕たちはよく、ノートパソコンを渡し合いながら原稿を書いていました。ノートパソコンを渡された時、“僕はその言葉を分からないから、面白いかどうか分からないな”と言っていましたね。」

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一方、ライアンのジョークを全て理解したと語るツワモノもいる。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギだ。ヒューと同様に「ググらなければいけないジョークはあったか?」と聞かれたファイギは「いや。そんなことはありませんでしたよ」とサラリ。「私だって大人ですから、元ネタは全部知っています」と明かしている。

「予告編にも一つセリフがありますね。ペギングについてです。ペギングが何なのかは私も分かります。『デッドプール』の1作目にも出てきました。 でも一緒に仕事をした人の中には、それが何なのか知らない人もいました。 私は彼らに説明しなければいけませんでしたよ。」

ファイギの言う通り、本作のではライアン演じるデッドプールが「ペギングには慣れてるぞ。でもディズニーでは初めてだ」と話すセリフがある。ペギングとはペニパンを使って男性のア◯ルを責めるプレイのことだ。ファイギが大真面目にペギングを説明している姿は全く想像ができないが、これもライアンによる産物だったのだろう。

なお本作では、ドラッグネタは唯一使用を控えるよう言われたと以前ショーン・レヴィが明かしていたが、ファイギによれば「ダメとは言っていない」そう。「ドラッグネタにはお堅いのかもしれないですね」と語るファイギ、ライアンから受けた提案を「そこまで面白くないな」と言ってパスしたこともあったという。

ちなみに予告編では、ファイギとのドラッグネタに関するやり取りをそのまま盛り込んだシーンが登場。これにはファイギも、してやられたりだ。「ライアンは当然、後で優れたジョークとして使えるように、あらゆるものを脳内に保存しています。脚本に加えられちゃいましたね」。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)最速上映。

Source:Variety(,)

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