マンモス復活に一歩前進!古代生物の染色体を復元、ゾウとのDNA比較可能に 国際的専門グループが研究
絶滅したケナガマンモスの復活が現実味を増していることが分かった。国際的な専門家グループが今回、2018年にシベリアで発掘された5万2000年前の生物の染色体を復元。古代のサンプルからの初めての成功となった。
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今回の復元成功により、ケナガマンモスと現在のゾウのDNAの比較が可能となるため、研究者の間では、ケナガマンモスの「脱絶滅」の可能性が示唆されている。
ケナガマンモスは北米やユーラシア大陸に生息した哺乳類で、約4000年前に絶滅したとされている。
この研究の共同著者でコペンハーゲン大学のトーマス・ギルバート教授は「今回の結果はケナガマンモスの脱絶滅に向けた現在の取組みに影響を与えることは明らかです」と話した。
(BANG Media International/よろず~ニュース)