日本語版声優として参加する花江夏樹、武内駿輔、中村悠一
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 ディズニー&ピクサーの新作アニメーション『インサイド・ヘッド2』(8月1日全国公開)の日本語版に、声優の中村悠一、武内駿輔、花江夏樹が、参加することが決定。中村演じるキャラクターが登場する本編映像も公開された。

 本作は、主人公ライリーの頭の中を、擬人化した感情たちを通して描いた名作アニメ『インサイド・ヘッド』(2015)の続編。子供のころからライリーを見守ってきた、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情たち。しかしある日、高校入学を控えたライリーの中に、シンパイ率いる“大人の感情”たちが出現。暴走するシンパイたちによって追放されたヨロコビたちが、巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うため、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に迫る。

 中村たちが担当するのは、頭の中の”保管庫“で暮らす、ライリーの“秘密の推しキャラクター”の声。中村が演じるのは、ライリーが大好きなゲームに登場する、日本のゲームキャラクターをモデルにしたランス・スラッシュブレード。武内と花江は、ライリーが好きだった子供番組に登場するキャラクターのブルーフィーとポーチー役を務める。

 ランスは、本作のキャラクターデザインを監修している村山佳子がデザインに関わったキャラクター。「掴めないほど大きなソード」などの特徴的なデザインをはじめ、2000年代のゲームをモデルにしているため、あえて解像度を低くしてデザインされている。本作でも異彩を放つユニークなキャラクターで、紫の長い髪をなびかせながらキザな台詞を連発、必殺技もヘタレ気味だが、ライリーは今もこっそり推している。

 ランス役の中村は「今回演じさせていただく役は……もう出てきて一言喋れば、いや喋る前から!? どんなやつなのか察しがつく様なわかりやすいキャラクターだと思います。それだけ個性的、と言う事で演じる際にも難しい点が沢山あり、熱の入った収録になりました。立ち位置的には凄くオイシイので見てくださった皆様の印象に残る人物です」と明かしている。

 さらに、本作の見どころについて中村は「そして何よりも本作のドラマ部分! 自分も台本片手に通しで拝見しましたが、途中から見入ってしまい『最後はどうなる?!』と盛り上がってきたところで試写の時間が終了……ラストを観ることはかないませんでした。早く観たい! きっと観る方が全てに共感できる、ライリーの悩みや楽しさ、変化し続ける感情を楽しんで下さい」と熱いコメントを寄せている。

 また、ブルーフィー役の武内は「かなりジョークの効いたキャラクターでとてもやりがいがありました! 笑 『インサイド・ヘッド』の世界観が新しいキャラクターたちの登場によって、さらに広がった気がします。前作もかなり面白かったですが、今回は超えるくらい感動しました。思春期を迎えたライリーの学生ならではの悩みや喜び、そんなドラマをぜひ楽しんでいただけますと幸いです」とコメント。花江は「『インサイド・ヘッド』は以前から好きな作品でしたのでオファー頂いた際はとても嬉しかったです。ポーチーは見た目がとてもユニークで可愛くて、出演シーン自体はそこまで多くありませんが重要な役割を担ったキャラクターです、きっと……笑 楽しんで頂けると思いますので是非ご覧下さい!」と語っている。(編集部・入倉功一)