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映画の公開により、再びシリーズの動き出しに期待が持たれている『マッドマックス』。ジョージ・ミラー監督によれば、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の主人公マックス・ロカタンスキーの前日譚が存在するというが、同役を演じたトム・ハーディに復帰の意思はあるのだろうか。

このたび米のインタビューに、最新作『THE BIKERIDERS(原題)』を控えたハーディが登場。ミラー監督が構想しているマックスの前日譚『Mad Max: The Wasteland』への出演の可能性を聞かれると、「実現するとは思いませんね」と語り、現時点での再演を否定した。

ミラー監督がところによれば、『Mad Max: The Wasteland』は「『怒りのデス・ロード』で出会う前の年のマックスの物語」なのだとか。「ジンクスにはしたくないですが、私たちは物語を“マックス・イン・ザ・ウェイストランド”と呼んでいて、彼をキャラクターとして形成するようになります」とし、「もし状況が整ったら、ぜひやりたい」と意欲を見せていた。

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仮にハーディの復帰が叶わなくても、『マッドマックス:フュリオサ』ではフュリオサ役をアニャ・テイラー=ジョイが演じたように、代役を立てれば企画自体は成立しそうだ。それよりも懸念されるのはシリーズ9年ぶりの新作となった『フュリオサ』のパフォーマンスだろう。1億6,800万ドルの予算に対し、現時点でのは1億6,000万ドル。このままでは赤字着地は免れない。

他方、ハーディは俳優としてだけでなく、クリエイターとしても多忙な日々を送っている。2024年11月には『ヴェノム』シリーズ完結作にして製作・脚本も担当した『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を控えているところ。さらに、「秘密で進めてきたものがあるんです。長い間取り組んできました」と語り、自身が主導してきた新作企画もあるのだという。ハーディは俳優としての現在地をこう説明している。

「僕は、たくさんの違うものにワクワクしています。『ヴェノム』のようなものができたおかげで、肩の力を抜いて、アウトプットやアートにクリエイティビティを注ぎ、さまざまな分野でクリエイティブな色を出すための能力や方法がたくさんあることを理解できました。舞台にも戻るつもりですし、インディペンデント映画、大作映画もあります。こうしたすべてが常に自分の頭の中にあります。開発中の作品もいくつかあるんですよ。」

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