KRY山口放送

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生演奏に触れてもらおうと、山口市の中学校でプロの音楽家による出前授業が行われました。

音を1つ出すことさえ難しいバイオリン。

体験した上で、生演奏を聴くとプロの音楽家の凄さが身に沁みます。

出前授業が行われたのは山口市の徳地中学校です。

生の芸術に触れる機会の少ない小・中学校を巡ろうと、秋吉台国際芸術村がプロの音楽家を派遣しているもので、ともに防府市在住で県交響楽団のコンサートマスターを務めた八木資義さんと、海外でもリサイタルを開催する徳冨信恵さんが講師を務めました。

2人は、バイオリンの弦はかつて羊の腸から、弓は馬のしっぽの毛から作られていることを伝え、演奏を披露しました。

(生徒)「CDデッキで聴くよりも、本物のバイオリンやピアノを聴いてとても凄かったです。」

徳地中学校の1年生あわせて40人あまりが生演奏を楽しみました。