春の大型連休に関する意識調査 6割が物価高影響 旅行も伸びず
4月27日から始まる春の大型連休に関する意識調査で、物価高や円安で予算を減らしたり、行動を控えたりといった影響があるとする回答が6割を超えました。
大型連休に関する意識調査は市場調査などを行う民間の会社、東京のインテージが3月27日から4月1日にインターネットで調査したもので全国の15歳から79歳までの男女5千人から回答を得ました。
調査結果によりますと、物価高や円安で予算を減らしたり、行動を控えたりと、どの程度影響するかについては「かなり」が16・8%、「やや」は46・6%でした。2つを合わせると60%を超えています。
平均予算額は2万7857円と去年より13円少なく、横ばいでした。
予算を減らす理由を複数回答で尋ねたところ、「物価高・円安だから」と「給料が増えないから」がそれぞれ3割程度でした。
半面、予算を増やす理由は、「外出や人に会う機会が増えるから」と「物価高・円安だから」がいずれも3割ほどで上位を占めました。
予定は「自宅で過ごす」が34.1%で最も多く、「国内旅行」は15.6%、「海外旅行」は1.0%で、去年に比べ国内は1.2ポイント増え、海外は0.2ポイントの増加にとどまりました。