「セクシー女優の出廷よりも…」松本人志裁判でカギ握る“沈黙守る”小沢一敬の「証言」

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『ダウンタウン』松本人志と週刊文春を発行する文藝春秋との第1回口頭弁論が3月28日に迫っている。

昨年暮れに文春が松本の性強要疑惑を報道。年が明けると、文春は“二の矢、三の矢”を放ち、松本にまつわる証言をしたのは現時点で11人。松本は裁判に注力するため、1月8日活動を休止し、文藝春秋相手に5億5000万円の損害賠償を求めて提訴した。

文春側はこのところ、松本さんに関する新たな情報を報じるのを控えていますが、第1回口頭弁論の前後で再び攻勢を強めるそうです。併せて、“松本軍団”と呼ばれる芸人が否定する“上納システム”についても追加で報じていくようです」(スポーツ紙記者)

松本に女性をアテンドした“松本軍団”としてこれまで名前が挙がったのは、ピン芸人・たむらけんじ、『スピードワゴン小沢一敬、『パンクブーブー』黒瀬純、『クロスバー直撃』渡邊センス。ここへ新たに“応援団”として加わったのは、セクシー女優の霜月るなだ。

霜月は自身のXで

《松本人志さんの件について私はあんな嘘だらけの記事の内容に対して許せないから書きます》

と切り出し、

《私は大阪のリッツカールトンでの飲み会に参加していました。記事に書いてあったギャルっぽいAV女優は私の事です》

と告白。文春で初対面と書かれたグラビアアイドルJ子は霜月の知人であること、事前に松本の名前は聞いていたこと、携帯電話の禁止や没収はなかったことなど、文春の内容をことごく否定した。その上で霜月は

《あんなデタラメな記事を見たら私も黙ってられないし私は松本人志さんが大好きやし、これからも活躍してほしいし救いたいしこんな私の発言が少しでも意味があるなら良いなぁって思って今これを書きました》

とつづっている。

「霜月さんの名前を聞いて、ビックリしました。以前、『男性アイドルとの件で取り上げてくれませんか?』と“営業”してきた子。当時から交友関係は広いし、アクティブに動き回っていたことはたしかです」(出版関係者)

霜月は松本裁判への証人出廷に意欲を見せており、ネット上ではそれを後押しする声も上がっているが、“大将”の松本が「黙して語らず」のスタンスを崩していない。

「現時点の訴訟対象はリッツカールトン大阪の件ではなく、文春初報のリッツカールトン東京での話。前者では霜月さんやJ子さんではない、もう1人の女性が松本さんと2人きりになったと報じられており、その先のことは書かれていない。

霜月さんの証言を裁判所が証拠採用するかも正直ビミョーですし、何より、松本さんサイドが霜月さんに頼るかどうか……。潔白を証明するための材料に苦戦している、つまり『ネタ枯れでは?』と文春側に足元を見られる可能性もある」(前出・スポーツ紙記者)

となると、やはりカギを握るのは、文春初報に登場したスピードワゴン小沢だろう。ただ、一連の報道にショックを受け、現在は芸能活動を休止中。前出の記者によると

「自分のせいで松本さんが活動休止に追い込まれたと自身を責めている。周囲はフォローしているが、本人は憔悴しており、現時点では裁判どころではない」

という。

裁判で本人や証人の尋問が行われるとすれば、それは終盤に差し掛かったころ。越年する可能性もある。それまでに小沢の心身がどこまで回復するかが、松本の裁判を大きく左右することになりそうだ――。