全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新大久保の韓国料理店『トシオブ』です。 実力店のカンジャンケジャンに唸りっぱなし 新大久保で海鮮料理ならば迷わずこの店を選ぶべし。…

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新大久保の韓国料理店『トシオブ』です。

実力店のカンジャンケジャンに唸りっぱなし

新大久保で海鮮料理ならば迷わずこの店を選ぶべし。生け簀に泳ぐ魚をコチュジャンのタレで食す韓国流の刺身に、テナガダコの踊り食いなどなど魚介好きをわくわくさせるメニューがずらりと並ぶ。ちなみに店名も“トシ”=都市、“オブ”=漁夫の意味なんだとか。

さて、そんな店の大看板がカンジャンケジャン。上質な渡り蟹の産地として知られる西海岸・延坪島産のそれを、自家製の醤油ダレに漬け込むこと数日間。鮮やかなオレンジ色のミソをチュッと吸えば、臭みゼロのピュアなコクが広がった。

カンジャンケジャンセット 3608円

『トシオブ』カンジャンケジャンセット 3608円 身もミソもぎっしり詰まった上質な渡り蟹を厳選。特製の醤油ダレに漬け込むことで、とろりとした身の上品な甘みも引き立つ

“飯泥棒”の異名も持つこの料理。ご飯に卵黄、トビッコなどが付くセットにして、ミソも身もたっぷり混ぜて食せば、その官能的な旨さに脳天を直撃される。

加えて白身魚の刺身を甘辛酸っぱいスープにたっぷり浮かべた「ムルフェ」や、この界隈でも出す店は珍しい「ヌタウナギ炒め」など、どれも抜群。人気店ゆえ予約がベターだ。

『トシオブ』

東京・新大久保『トシオブ』

[住所]東京都新宿区大久保2-26-1 地下1階
[電話]03-6457-6065(※15時〜17時がつながりやすい)
[営業時間]11時〜23時半(22時半LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線新大久保駅徒歩4分

おとなの週末2024年3月号は「サクッと“とん活”」

2024年3月号
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撮影/鵜澤昭彦、文/菜々山いく子
※2023年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。