ジローナの最終ラインに入るエリック・ガルシア photo/Getty Images

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奇跡のラ・リーガ制覇を目指す2位ジローナが再び躓いてしまった。今節は首位レアル・マドリードがラージョと引き分けていたため、ジローナにとっては勝ち点を詰めるチャンスだったが、ジローナはアスレティック・ビルバオに2-3で敗北。レアルとの勝ち点差は6ポイントに開いてしまった。

今回のビルバオ戦では、ジローナにビルドアップの部分でミスが目立った。ビルバオ側が徹底して前からプレスをかけてきたことも影響しているが、自陣でのボールロストやパスミスが失点に繋がってしまったのは痛い。

ただ、ジローナの選手たちにスタイルへの迷いはない。スペイン『as』によると、このゲームにフル出場したDFエリック・ガルシアはチームスタイルに疑問は持っていないと継続を強調する。

「直近はソシエダ、マドリー、ビルバオと対戦したけど、クラブの予算など諸々を考えれば、僕たちより上にいるべきクラブだ。でも、上にいるのはマドリーだけ。これは僕たちが良いシーズンを過ごしているからだ。ビルバオ戦はミスもあったから、結果は残念だよ。でも、僕たちのスタイルではあのようなミスも起こる。今は疑問を抱いている時ではない。僕たちはスタイルを変えるつもりはないし、変えるのは間違いだと思う」

指揮官ミチェルの下、後方から繋いでいくスタイルがジローナの強みだ。対戦相手はそこを研究してくるはずだが、それでもジローナは戦い方を変えないだろう。レアルとの6ポイント差は逆転不可能は差ではないが、次節のラージョ戦から再びギアを上げられるか。