タモリ『ブラタモリ』終了で残るレギュラーは『Mステ』のみ…引退後の夢は「亡き親友との約束」ヨットで世界一周
2023年4月、放送開始から40年になった『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の放送が終了。そして先ごろ、『ブラタモリ』(NHK)がレギュラー放送終了との発表があった。
「理由は、やはり年齢が大きいのでしょう。タモリさんも78歳になります。自宅周辺をウオーキングして足腰を鍛えていますが、『ブラタモリ』は歩く距離も長いので、しんどいのかもしれません。
今後、残るレギュラー番組は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)ですが、視聴率も苦戦しているので終了の可能性も噂されています。
しかし、2022年から放送している特別番組『タモリステーション』(同局系)は好評ですし、年に3〜4回の不定期放送なので負担は少なく、続けていくものと思われます」(芸能担当記者)
こうしたなか、気になるのは「引退後」のタモリのことだろう。多趣味で知られるので「ヒマで困っちゃう」ということはないだろうが……はたしてどんな時間を過ごすのだろうか。芸能記者が、こう話す。
「タモリさんは、引退後、亡き親友との約束である『船での世界一周』をするのではないかと言われています。
『女性自身』が2017年2月に伝えていますが、『タモリがもっとも信頼を寄せるテレビマン』として知られた金井尚史さん(享年56)が、同年2月13日、肝臓がんで亡くなりました。
タモリさんとは、1990年代のラジオ番組『タモリの週刊ダイナマイク』で仕事をしたことで親しくなり、その後、公私にわたる付き合いを続け、タモリさん夫妻の海外旅行にも同行するほどだったそうです。
金井さんは、『多額の費用がかかるヨットレースを身近なスポーツにしたい』というタモリさんの思いをかなえるために奔走、2009年に『日本一楽しいヨットレース』として『タモリカップ』を実現させました。タモリカップは、2016年に237艇が参加するほど大きな大会になりましたが、金井さんが亡くなった後の2018年に終了しています。
タモリさんは、余命が迫る金井さんの枕元で『おれ、引退するから。ヨットで世界一周しよう』と語りかけたそうです。世界一周の船旅はタモリさんの長年の夢ですが、時間ができたいま、金井さんとの約束をかなえるのではないかと言われているのです」
本誌は、2016年7月、日本一の豪華客船「飛鳥2」で船旅を楽しむタモリ夫妻を目撃している。
「1週間ほどの夏休み旅行を楽しんだようです。タモリさん夫妻は、横浜港から神戸に向かう1人23万6000円の一泊ツアーに参加。そのまま同船で、神戸港発着の『世界遺産 小笠原クルーズ6日間』ツアーに旅立ちました。こちらは1人137万5000円ですから、夫婦合わせて322万2000円となります」(取材記者)
これまで何度も豪華客船の旅をしているタモリ。もし世界一周の船旅が実現したら、大海原を見ながら何を思うのだろうか。