「Notable Numbers of the Week」は、モダンリテールが注目するニュース(2月9日(金)〜2月15日(木))を数字とともにご紹介します。

25%

アウェイがレイオフする従業員の割合ラゲッジブランドのアウェイは、従業員の25%をレイオフする。2021年にアウェイのCEOに就任したジェン・ルビオ氏は、厳しい金融市場と競争の激化の中で成長し、「より良い意思決定を促進するために」、組織再編を進めていると話した。ルビオ氏によると、この再編によってアウェイの社内チームの25%が削減される予定であり、同社は現在の従業員数の公表を避けたが、PitchBookのデータによると、2023年6月時点の従業員数は250名だ(Inc.)。

30億ドル

ターゲットの人気PB「アップ&アップ」の年間売上高ターゲット(Target)は、人気プライベートブランド「アップ&アップ(Up&Up)」に数百種類の新商品を追加し、既存のパッケージも一新する。消費者からのフィードバックに応え、同ブランドの40%をより高い品質基準に再調整した。また、刷新後は最終的に約2000種類の商品を販売する。ターゲットは現在、約50の自社ブランドで年間300億ドル(約4兆5000億円)の売上を上げており、2009年にスタートしたアップ&アップは、年間30億ドル(約4500億円)近い売上を上げる人気ブランドに成長した(Retail Dive)。

5.97ドル

ハリボーのバレンタイン用キャンディの価格今年のバレンタインデー用キャンディは、人気のサワー・パッチ・キッズやジョリー・ランチャーズ、ハリボーなど、通常とほぼ同じ量でもより値段が高いようだ。バレンタインデーをテーマにしたハリボー(Haribo)のハート型の箱入りゴールドベアーズ・グミ・ベアーズ(7オンス)の価格は5.97ドル(1オンスあたり0.85ドル)でWalmart.comに掲載されていたという。通常の8オンス袋の価格は2.38ドル(1オンスあたり0.30ドル)だ。ウォルマート(Walmart)はこの価格差について調査中であるとしながらも、ウェブサイトに掲載されているバレンタインデー用キャンディーのなかには、サードパーティーの出品者が出品しているものもあると述べた(CNN)。Edited by 戸田美子