お財布を新調する際は、だれしもテンションが上がるもの。でも、ちょっと待って! 新しい財布を買ったら、まずは神社で使いましょう。運気が上がります。神仏研究家の桜井識子さんの著書『知って開運!神社仏閣めぐりのコツ』(扶桑社刊)を参考に、財布をおろす日の特別な参拝方法ついて解説します。

お財布の“最初の仕事”は神社で

2月7日(水)は、お財布を使い始めるのに縁起がいいと言われる「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)。
神仏研究家の桜井識子さんによると、新しいお財布を神社でおろすと金運がアップするのだそう。

「やけに急な出費がかさむ」「気がつくと使いすぎてしまう」など、なんとなくお金が出ていくお財布ってありませんか?
金運を呼び込むお財布にするには、お財布の最初の仕事を神社でするとよいのです。

たとえば、「おさい銭を入れるのにお財布を開ける」「おみくじを引くのにお財布を開ける」といったように、お財布の口を開ける最初の場所が神社だと、神様がお祓いをしてくれるのです。

そのため、神社に行くまでの道のりでお財布を開けないように、電車やバスなどに乗るときは電子マネーを使うなど、工夫して出かけるといいでしょう。

 

おさい銭を入れるのは参拝の最後に

お財布をおろす日だけ、特別に参拝の順序が異なるので注意が必要です。
まず、「2礼」「2拍手」「ごあいさつ」のあとに、神様に「新しいお財布を買いました。お祓いをお願いします。金運のよいお財布になるとうれしいです」といったようにお願いします。
さらに「1礼」して、そこで初めてお財布を出し、おさい銭を入れます。
つまり、おさい銭を入れるのは最後にするというわけです。

さらに金運を上げるなら

新しいお財布からおさい銭を取り出して入れるときは、お財布の口を思いっきりパカーツと開いて行います。こうすると、神様にお財布の中までお祓いをしていただけるのです。

ちなみに、気分が高まったあまり、おさい銭をおさい銭箱に入れるときに投げ込まないように注意しましょう。そっとすべらせるようにおさい銭箱に入れるようにするのが礼儀です。