「やるべきこと」に追われ、自分をあと回しにしていませんか? 忙しいときこそ大切にしたい、人生を豊かにしてくれる「自分時間」。ここでは、住まい方のアイデアやダウンサイズした暮らしぶりを紹介したブログが人気の尾崎友吏子さんに、自分時間の充実に効果があった「やめたこと&アイテム」について教えてもらいました。

ルール1:家事のなかに、小さな「やめられること」を探す

尾崎さんが最も大切にしているのは、家族の健康。それをかなえるために、「食」に重きを置いています。

【写真】スマホをダラダラ見ないコツ

「食のなかでの最優先は味と量。だから食器や盛りつけにこだわるのはやめました。献立も火曜は魚、水曜はパスタと曜日ごとにパターン化し、考える時間も省略。2週間に1度見直せば家族が飽きることもなし!」

家のなかを清潔に整えることも、健康のためには必要不可欠。でも尾崎さん、掃除が好きではないそう。「好きじゃないからこそ、ラクにやりたい。だから部屋の掃除はロボット掃除機に、換気扇掃除はプロにお任せです」

ルール2:ものを減らせば自分時間は増える

尾崎家のリビングにはソファがなく、インテリア雑貨なども飾っていません。

「以前はソファを置いていましたが、マットの間にゴミがたまるし、雑貨にはホコリがたまる。ものが増えれば、その分管理する手間と時間が増えるんですよね。そこで思いきってソファを手放し、出しっぱなしにしておくものを最小限にしたら、掃除がラクに。スペースに余裕も生まれました」

洋服なども、常に「今、必要か」を基準にジャッジ。余裕のないときこそ使っていないものを手放し、本当に必要なものだけを手元に置くよう心がけています。

ルール3:アイテムでもっと自分らしく過ごせる

自分時間の充実に思わぬ効果があったのが次の3つ。

「予定を確認しようとスマホを手にすると、つい長々見てしまうことが多かったんです。でも健康管理のためにスマートウォッチを導入したら、日々の予定も管理もできて、スマホを触る機会が激減。結果的にムダに過ごす時間が減りました」

登山用に買ったウェアは機能性が高く、日常着やトレーニング用としても重宝しています。用途別に服を買う必要がなく、速乾で管理もラクチン。

「スポーツバイクは乗るだけで運動になるし、とにかく気持ちがいい! 移動時間が自分時間になりました」