マクドナルドでは1月31日からキャンペーンを始める

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マクドナルドは2024年1月31日から、過去に人気があった4種を「リバイバルバーガーズ」として復刻販売する。「たまごダブル」、「アイコンチキン ソルト&レモン」、「スイートチリ えびフィレオ」、そして朝限定の「たまごダブルマフィン」だ。

一方で、この4品以外に再登場が望まれているバーガーは何だろうか。ハンバーガーに詳しい識者を取材すると、「影の人気メニュー」を教えてくれた。

「チキンタツタ」長年にわたり支持される

「リバイバルバーガーズ」の発売は2024年1月31日からだ。価格は「たまごダブル」が単品510円から、バリューセットは810円からとなっている。「アイコンチキン ソルト&レモン」は単品500円から、バリューセットは800円から。「スイートチリ えびフィレオ」は単品490円から、バリューセットは780円からとなる。

朝限定メニューの「たまごダブルマフィン」は2019年に販売された。単品490円から、バリューセットは690円から(コンビは550円から)。

今回発売されなかったが、ファンに根強い人気を誇るマクドナルドのバーガーも知りたい。バーガー研究家で、飲食店の店舗開発などを行うイエローズの白根智彦氏を取材した。

「影の人気メニュー」で紹介してくれた一つ目が「チキンタツタ」だ。1991年期間限定メニューとして登場。92年レギュラーメニューに昇格したが、2004年に販売終了した。以降、たびたび復刻されている。

味は「ふっくらとしたバンズで、しょうがじょうゆ味のチキンを挟んでおり、塩っぽさと甘さの対比のクオリティーが高い商品」と説明した。また、「どの世代でも慣れ親しんだような味わいがベースにあり、長年にわたる支持を受けているバーガーです」。

続いては、2007年7月に100円で登場した「マックポーク」。ポークパティに甘辛のガーリックジンジャーソースがかかっている。家庭の慣れ親しんだ味を思い出させるファンから熱い支持を得たという。

最後に白根氏は、2022年発売の「ギガビックマック」を挙げた。通常よりも大きなビックマックにパティを2枚増やして、4枚セットされている。「単品ドカ食い」メニューとしての地位を確立している。

「元のビッグマックに対して味のバランスが肉に寄っているという意見があり、ビッグマックの2倍近いボリュームは満足感があって人気です」

「再販売の予定はございません」しかし...

マクドナルドにこれら3商品のリバイバルの予定を聞いた。「この3商品が多くの皆様にご好評いただいておりますこと、大変うれしく思います。しかし、現時点で再販売の予定はございません」との回答だった。

ただ、これらの商品は過去に復刻販売の実績がある。マックポークは2013年に単品150円で販売された。チキンタツタは2009年以降、ほぼ毎年期間限定商品として登場している。

ギガビックマックは2017年、19年、20年、21年、22年と頻繁に期間限定販売されてきた。