主菜は決まっても副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは、定番の組み合わせをちょっと変えてみるのもひとつの手。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、想像以上においしい意外な組み合わせの副菜を教えてもらいました。

アレンジが広がる「ちくわ」「こんにゃく」副菜レシピ

定番の副菜にほかの食材をプラスしてみるのもおすすめ。ちくわ、こんにゃくを使ったオススメレシピを紹介します。

●アスパラちくわ梅マヨ添え

おなじみのキュウリをアスパラに替えたアイデアレシピ。

【材料(4人分)】

ちくわ 4本
グリーンアスパラ 4本
梅干し(塩分8%) 2個
マヨネーズ 大さじ2
塩 少し
カツオ節 3g

【つくり方】

(1) 梅干しは種を除き、包丁でたたいてペースト状にし、マヨネーズと混ぜる。

(2) アスパラは根元を切り落とし、ピーラーで下から1/3くらいの皮をむく。塩を加えた湯でかためにゆで、ザルに上げる。

(3) ちくわの穴に(2)をつめ、ひと口大に切る。器に盛り、カツオ節と(1)を添える。

●アスパラこんにゃく

定番の常備菜にアスパラを加えてアレンジ。

【材料(4人分)】

こんにゃく 1枚
グリーンアスパラ 4本
ゴマ油 小さじ2
A[酒、みりん各大さじ1、しょうゆ大さじ1/2]
粗びきコショウ(黒)少し
カツオ節 適量

【つくり方】

(1) アスパラは根元を切り落とし、斜め薄切りにする。こんにゃくはひと口大にちぎる。

(2) 鍋に湯を沸かし、(1)のこんにゃくを5分ほどゆでて臭みを除き、湯をきる。

(3) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(2)をちりちりになるまで炒める。(1)のアスパラを加えてしんなりするまで炒めたらAを加え、汁気がなくなるまで炒め合わせる。器に盛り、コショウ、カツオ節をふる。

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

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