東村山市、市内限定の電子マネー「東村山アインPay」事業を12月25日に開始

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 東京都東村山市は12月25日に、デジタル地域ポイント事業「東村山アインPay」を開始した。

●東村山の未来をつくるしくみとして展開 開始記念でチャージ額の30%還元



 「東村山アインPay」は、東京都東村山市と東村山市商工会が共同で設立した東村山地域振興機構が発行するデジタル地域通貨。「アイン」は郷土愛の「愛」とコインの「イン」から名付けた。地域独自のキャッシュレス決済によって市内の消費活動・経済循環を促進するとともに、行政ポイントの付与やアプリでの情報配信などを通じて、東村山の未来をつくるしくみとして展開していく。なお、システムはフィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用している。

 利用時は、加盟店に掲出されやコードをスマートフォンで読み取って金額を入力することで電子マネー(アインPayコイン/アインPayポイント)による決済ができる。チャージ方法はセブン銀行ATM(現金)、チャージ専用機のみで、チャージ上限は10万円。

 サービス提供開始を記念して「チャージ額30%還元キャンペーン」「(市民向け)再エネ100%電力への切替促進キャンペーン」「(市民向け)省エネのエアコン・冷蔵庫の買替キャンペーン」「(加盟店向け)換金手数料無料キャンペーン」の四つのキャンペーンを開催する。

 「チャージ額30%還元キャンペーン」は1億6000万円の予算上限に達し次第終了。スーパーや飲食店など、利用可能な店舗は公式サイトとアプリ上で公開している。