山本由伸【写真:荒川祐史】

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6年目と8年目終了時にオプトアウト権、米記者が報じる

 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸投手が、12年総額3億2500万ドル(約463億円)の超大型契約でドジャースと契約を結ぶことに合意したと21日(日本時間22日)、米複数メディアが一斉に報じた。報道から一日が経ち、徐々に契約内容も明らかになってきた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が22日(同23日)にX(旧ツイッター)に投稿した内容によると、6年目と8年目終了時に契約破棄(オプトアウト)権があり、金額は明らかにはなっていないものの、年俸は年が経つにつれて上がるバックロード式契約となっているという。

 投手の3億ドル超の大型契約は、今オフに10年7億ドル(約997億円)でドジャース入りした大谷翔平投手、2019年にヤンキースと9年3億2400万ドル(約462億円)で契約したゲリット・コール投手に続いて3人目。二刀流の大谷を除けば投手歴代最高額の契約となる。

 大谷はプロスポーツ史上最高額となる10年7億ドル(約997億円)の契約を結び、97%を契約満了後の後払いとすることが話題となっていた。(Full-Count編集部)