「コウテイから始まり和牛まで...」「ホンマに残念」 相次ぐお笑いユニット解散、1年で「こんなに」

吉本興業は2023年12月12日、お笑いコンビ「和牛」が24年3月末で解散すると公式サイトで発表した。SNSでは、和牛の解散を惜しむ声が広がる中、2023年に解散を発表した多くのお笑いユニットの名前が挙がっている。

「やたら聞くなとは思ったけどこんなに...」

和牛の解散発表を受け、X（ツイッター）では、2023年に解散発表したお笑いユニットの名前が挙がった。コンビの「コウテイ」「オドるキネマ」「ジュリエッタ」「コマンダンテ」「竹内ズ」「スタンダップコーギー」「ゾフィー」「ANZEN漫才」や、トリオの「なにわスワンキーズ」など名うての面々だ。

「M-1グランプリ」準決勝（20年、22年）に2度進出したコウテイは、1月をもってコンビ解散。元メンバーの下田真生さんは、5月解散のなにわスワンキーズ・前田龍二さんと7月にコンビ「シモリュウ」を結成し、元相方たちはピンで活動している。

1月には、「キングオブコント」とM-1グランプリの準々決勝まで経験したオドるキネマも解散。大阪・よしもと漫才劇場を拠点に活動し、キングオブコント準決勝（16年）に進んだジュリエッタは4月、結成10年目にして解散した。

若手漫才師の登竜門とも呼ばれる「ytv漫才新人賞」（16年）で優勝したコマンダンテは5月に解散。不仲で知られ、TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」の解散ドッキリで話題となった竹内ズは6月、実際に解散してしまった。同企画に出演していたスタンダップコーギーも同じ月に解散している。

「キングオブコント」ファイナリスト（17年、19年）のゾフィーは11月に解散。元メンバーの上田航平さんは12月にアイドルグループ「AKB48」元メンバーでタレントの松井咲子さんとの結婚を発表し、話題を集めた。

東京・足立区生まれの幼なじみで結成されたANZEN漫才は24年3月をもって解散する。事務所の浅井企画は23年12月5日、みやぞんさんの同年いっぱいでの退所に伴う解散だと発表し、相方のあらぽんさんは引き続き同社でタレント活動を続けるとした。

相次ぐ解散にX上では、「コウテイの解散はホンマに残念過ぎた」「やたら聞くなとは思ったけどこんなに...」「コウテイから始まり和牛まで...」「実力もバラエティでの魅力もある芸人さん達が多い」「知名度高めの芸人さんたちがどんどん解散してってる」「悲しい」などの声が上がっている。