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 エスタディ・オリンピック・リュイ・カンパニーズに詰めかけた43,533人の観客は前半30分すぎ、ほぼその全てが両手を天に向けていた。FCポルトがFCバルセロナを相手にペペによって先制点を奪ったのだ。だが淡い期待を抱いたのもほんの束の間。32分にジョアン・カンセロが見事な同点弾を決めると、後半57分にはジョアン・カンセロが追加点。これが最終的に決勝弾にもなり、バルセロナは無事決勝トーナメント進出を確定させることができたのである。「後半は非常によかったね。我々は進歩をみせている。今日はGL突破という点でまた1歩前進した」とシャビ監督。ただ開放感について尋ねられると、「別に刑務所にいたわけじゃないんだからさ」と語った。ひとまずは日曜日に控えるアトレチコ・マドリード戦までは、ほっと一息といったところだろう。苦しい財政面へのプラスも少なくない。

 「まだまだ改善すべき点はたくさんあるんだ」と「謙虚さ」を強調する指揮官。そのなかで9月以来となるフェリックスの得点は「非常に重要だった」ともみており、「FWにとっては得点を決めることで軽くなってくるものだから。得点シーンだけでなく動きも機敏だったよ」とその「素晴らしいパフォーマンス」に賛辞をおくっており、ジョアン・カンセロについても危険なクロスを提供するなど「2人に対してとても満足しているよ」と述べている。ただその一方で勝利の中で無得点に終わった、ロベルト・レヴァンドフスキについては苛立ちを募らせている様子が見受けられており、「我々はもっと彼を見出していかなくてはならないし。もっとパスを供給したり、多くのクロスを生み出していかなくてはならないい。彼の苛立ちは至って普通のことだ」と、ビジャやエトー、メッシやアンリらの名前を挙げつつ理解を示した。「サッカー選手はときに利己的にもなる傾向があるんだ」