バスケ日本代表としても活躍したネブラスカ大の富永啓生【写真:ロイター】

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NCAA男子バスケ公式Xで発表

 日本が悲願のパリ五輪出場を決めるなど盛り上がったバスケットボールのワールドカップ(W杯)。多くの感動シーンが生まれ、若手の躍動も話題を呼んだ。中でも米ネブラスカ大でプレーする22歳の“和製カリー”富永啓生への注目は一段と高まった。全米体育協会(NCAA)ディビジョン1男子バスケットボールトーナメント公式X(旧ツイッター)は新シーズンの「トップシューター」の1位に富永を選出。米ファンからも「ダントツ」「間違ってない」といった反響が寄せられている。

 2日に行われたカーボベルデ戦では第1クォーター(Q)から3ポイントシュートを立て続けに決め、第3Qまで6本連続成功させた富永。最終的には8本中6本、成功率は驚異の75%を叩き出し、日本の80-71の勝利と五輪出場権獲得に大きく貢献した。

 この活躍は米国でも話題を集めたが、ネブラスカ大が所属する全米体育協会(NCAA)ディビジョン1男子バスケットボールトーナメント公式X(旧ツイッター)は「集中している アンディ・カッツによる23/24シーズンのトップシューター」と題して、アナリストのアンディ・カッツ氏が選定したランキングを公開した。

 その中で、富永は堂々の1位。同公式Tiktok内の動画でカッツ氏は「そして1位は……ケイセイ・トミナガ! そう、ネブラスカ大の選手だ。スリーポイントで成功率40%。彼はFIBAワールドカップで日本を五輪へと導いた」と語っている。昨季ネブラスカ大で32試合に出場し、1試合平均25.1分の出場で13.1得点をマークしていた富永。得意の3ポイントシュートも40.0%の成功率を残していただけに、今季への期待の大きさを示している。

 これには米ファンからも「日本のステフィン・カリー」「ゴー、ケイセイ!」「このリストの中でもケイセイはダントツ」「ケイセイ・トミナガは全米で最高のシューターだ」「ケイセイがリスペクトを得ている!」「1位に関しては間違ってない」といった納得の声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)