女性ファンも拡大! “グランパス女子“が語るチームの魅力と1年に1度の大イベント『ガールズフェスタ2023』
2023明治安田生命J1リーグで首位に勝ち点差6の5位(9月16日時点)、ルヴァンカップも準決勝まで駒を進めるなど優勝争いを演じる名古屋グランパス。野球好きの地域性もあってか「女性ファンが少ない」と囁かれることもあるが、着実に若い女性ファン層を拡大しているという。

そんなグランパスは9月23日(土・祝)、豊田スタジアムで開催される第28節 北海道コンサドーレ札幌戦で、"元気で笑顔"な届けるイベント『グランパス ガールズフェスタ2023』を開催する。

この度、グランパス女子としても有名な3名のタレント・モデル=城所あゆねさん、千葉祐夕さん、相川暖花さんに集まってもらい、イベントのみどころやグランパスサポーターの雰囲気、現地観戦のポイントなどをお聞きした。

仕事よりグランパスの日程を優先も?


城所:ガッツポーズお姉さんこと城所あゆねです。グランパスを好きになったのは2019シーズンからですが、そこからホームは全部行ってます。昨日もアウェイに観戦に行って(※)、今日はちょっと声が枯れていますがお願いします!

※8月30日の柏レイソル戦(0-2●)翌日に座談会を実施



城所あゆねさん



千葉:20歳になりました、千葉祐夕です。よろしくお願いします。

私は弟の影響と、家がサッカーに囲まれた環境、実家に帰ればユニフォームがあったり、DVDがたくさんあったりする中で育ってきて、グランパスの試合を初めて観た時にこのチームを応援しようと思って、それからずっと応援しています。

2017年くらいから応援していて、今は関東に住んでいるんですけど、関東のアウェイで行ける試合はなるべく現地参戦しています。



千葉祐夕さん



相川:SKE48の相川暖花です。私の家族が小さい頃からグランパスが大好きで、気づいたら好きになっていました。お仕事の時は行けないんですけど、ホームもアウェイも全部行けるようにしています。今日はよろしくお願いします。

うちは普通のテレビ番組よりサッカーがついてることが多く、おばあちゃんもサッカー大好きで、家族の話の内容も大抵グランパスのことですね。グランパス中心の家族です。

千葉:すごいなあ。



相川暖花さん



―皆さんの普段の名古屋グランパスとの付き合い方を教えてください。

相川:本当は行ける試合は全部行きたいんですけど、お仕事のスケジュールでそれができないことも多くて、行ける試合は現地で観戦しています。後半からでも行ける日は間に合うように仕事を巻いたりして、急いで現地に行って観戦しています。

千葉:着替え早くしたりしてね。

相川:できるだけ早く着くように。

千葉:私も今回の天皇杯(柏戦)は、どうしても行きたくて仕事NGを入れていました。天皇杯って一発勝負なので負けたら終わりじゃないですか。次の試合までスケジュール空けておいたんですけど、残念ながら負けちゃって。そんな感じでアウェイと、行ける試合はホームも現地に行って観戦しています!

城所:私はホームもアウェイもグランパスの試合がある日は全部スケジュールNGにしてます。

千葉:強い(笑)。

相川:本当にうらやましい!

城所:基本的には空けさせてもらって、他にも仕事を試合日程に合わせていただく、というくらいにはグランパスが私の人生になっています。事務所に頼み込んで、無理を言うことも多いです(笑)

1回観ただけでグランパスに魅了された


―グランパスの好きなところ、いいと思うところはどこですか?

城所:初めてサッカーを観に行ったのが名古屋グランパスの試合で、誘われて観に行ったのが初めての現地観戦なんです。私の出身は豊橋で、車で15分くらい行くと静岡なんですよ。周りにはジュビロ磐田のサポーターも多くて、初めて観戦した試合がジュビロだったら、ジュビロを応援していたかもしれない。

相川:すごく近いですね。

城所:そうなんですよ。その最初の試合が2019年の瑞穂(パロマ瑞穂スタジアム)のホーム開幕戦・セレッソ大阪戦で、2-0で勝ったんです。赤粼(秀平)選手がゴールを決めて。この試合がすごく印象的で。

千葉:ひょっとするとジュビロのガッツポーズお姉さんになった可能性もあったんですね。

城所:そうなの!でもわからないよ、グランパスだから、あのアツい試合ができたかもしれない。試合の後は、その日のうちにファンクラブ入って、ユニフォームとタオルマフラーを買って。それぐらい魅了される試合をしてくれたのがグランパスだったということかな、と。





千葉:私は、名古屋グランパスのチャント(チームを応援する掛け声、応援歌)が日本一格好良いと思っていて、一人一人の歌が全部好きなんですよ。昨日の試合でも「永井選手のチャントいいよね〜」って城所さんと話してて。曲の数は多いんですけど、一つ一つがカッコ良いし、チャントを歌えるサポーターもアツいなと。

相川:私は「イエロー・サブマリン」が好きです。あの静かになる感じが!

全員:わかる、わかる。

千葉:勝った時の「風」も気持ちいいですよね。

相川:私はいつも家族と観に行くんですけど、家にはグッズがたくさんあって。(後ろを指差し)こんな感じ。



HUB GRAMPUS PUB MIRAI TOWER店に飾られた名古屋グランパスのトロフィーなど



城所:トロフィーはないでしょ!あったらすごいよ!

相川:トロフィーはないですね(笑)。

どの年齢層でも楽しめる!臨場感たっぷりの現地観戦


―現地観戦の良いところを教えてください。

千葉:私はいつも開場と同時にスタジアムに行くんですけど。

城所:早い!

千葉:理由は遅めのお昼ご飯なんですよね。まず遅めのお昼ご飯を食べて、ゴール裏サポーターの決起集会を見て、遠くから「すごいな」って思いながら。

城所:決起集会混ざりなよ!!

千葉:いやいや、それは(笑)

城所:ちなみに私は混ざってるよ!

千葉:すごい(笑)





千葉:豊スタってピッチとの距離が近いのもあるけど、3階席からも観られる。家族連れ、小さい子どもがいるような方でも、3階なら落ち着いて観られると思う。

盛り上がりたい人はゴール裏に行って、じっくり試合を観たい日はメインスタンドとかで観て。どんな年齢層でも現地で楽しめるので、今回のガールズフェスタをきっかけにお子さんにも来てもらえればいいなと思いますね。

城所:そうだよね。私は、試合の45分前から選手のウォーミングアップが始まるので、そこに間に合うように行っています。毎試合行っているので、45分前に間に合うように着いて、本当に試合を観に行くって感じが強いかもしれないです。

アップ中の姿とか、選手のルーティーンとかは、中継では映らないシーンなんじゃないかな。よく見ていると、選手が必ずやっているルーティーンを知ることができて、例えば丸山(祐市)選手がチャントで自分の名前を呼ばれたら胸を叩いたり、米本(拓司)選手がボールを蹴って圧力を確認したり。

千葉:すごい細かいところまで見てるよね。

城所:私は結構そういうところまで見ちゃいますね。

相川:やっぱり臨場感は現地観戦でしか味わえないですよね。DAZNで観るのもいいんですけど、中継では映らない選手の表情やボールを持った時の動きとか。声とかも聞こえるので、それは現地の良さだと思います。

千葉:すごくわかります。



ⒸN.G.E.