かわいい車ランキング！国産から外車・かわいい車のトレンドも紹介
現在のかわいい車のトレンドは？
2023年現在、「かわいい車」のトレンドとなっているのは以下の3つです。
レトロな外観デザイン 落ち着きのあるボディカラー ユニセックス系の可愛らしさ■レトロな外観デザイン
1つ目が「レトロな外観デザイン」です。
「かわいい＝ポップでキュート」の印象をもっている人が多いかもしれませんが、近年はひと昔前の、自動車が世の中に普及しだした1960年から1980年代の日本を走っていたかのような外観デザインの車が人気を集めています。
特に、軽自動車クラスの車でレトロな外観デザインを取り入れている傾向があるようです。軽自動車が世の中で「庶民の車」と認識され始めた時代の外観デザインを踏襲した車種が登場しています。
■落ち着きのあるボディカラー
2つ目が「落ち着きのあるボディカラー」です。
「かわいい＝ポップでキュート」の印象をもっていると、派手なピンクやイエローなどの“蛍光色”が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
しかし、レトロな外観デザインの流行に伴い、“うぐいす”や“抹茶”など薄めのグリーンなど、住宅のインテリアを思わせる雰囲気のボディカラーが流行っているようです。
■ユニセックス系の可愛らしさ
3つ目が「ユニセックス系の可愛らしさ」です。
“ジェンダーレス”もしくは“ジェンダーフリー”の考えが世間に浸透しつつあり、男女問わずに好きな車を選んで乗る人が増えています。誰が乗っても違和感なく生活に馴染みやすい車も、かわいい車のトレンドのひとつです。
【国産】かわいい車ランキングTOP5
この項目では、国産車で“かわいい車”に当てはまるモデルをランキング形式で紹介します。
かわいい車と思える車種は、軽自動車やコンパクトカーで生まれやすいようです。
■【第5位】ホンダ N-ONE
ホンダ「N-ONE」は、トールワゴンタイプの軽自動車です。
ホンダ初の軽乗用車「N360」を現代に蘇らせた雰囲気の外観デザインが特徴。丸目ヘッドライトが目立つフロントマスク、現代の「スーパーハイトワゴン」ブームとは逆の路線を行く車高が低めのスクエアボディが可愛らしさを演出しています。
2013年に初代、2020年に2代目とモデルチェンジをしていますが、デザインコンセプトを変化させていないため、車に詳しくない人であればパッと見で判断するのは難しいかもしれません。
■【第4位】スズキ アルトラパン
スズキ「アルトラパン」は、セダンタイプの軽自動車です。
2002年に初代が登場して以降、かわいい車の代表例に君臨してきた車ではないでしょうか。
注目すべきはインテリアです。自宅にいるような雰囲気を醸し出す、ウッド調のインパネや天井のキルト、うさぎのキャラクターが登場するマルチインフォメーションディスプレイを装備しています。
■【第3位】ホンダ フィット
ホンダ「フィット」は5ドアハッチバックタイプのコンパクトカーです。
2020年に4代目へフルモデルチェンジした現行型では、親しみやすい顔立ちのフロントフェイスに変更。前から眺めると大きなヘッドライトが目立ったかわいいフェイスが受け入れられやすいでしょう。加えてボンネットから一体感のあるシームレスなデザインも個性的です。
また、多彩なバリエーション構成でボディデザインを差別化しているのも注目。2022年の改良で追加された「RS」を除くとかわいい車に該当する外観デザインのラインナップが揃っています。シンプルさを求めるなら「BASIC」「HOME」、SUVの雰囲気を求めるなら「クロスター」、シックで上品な内装も追加したいなら「LUXS」と、条件にあったラインナップから選べるでしょう。
■【第2位】ダイハツ ムーヴキャンバス
ダイハツ「ムーヴキャンバス」は、トールワゴンタイプの軽自動車です。
ところどころに丸みを帯びたスクエアボディは、ヨーロッパの市街地を走っていた「ワーゲンバス」の雰囲気を思わせます。
2022年に実施されたフルモデルチェンジでは、「ストライプス」および「セオリー」のラインナップバリエーションが用意されています。ボディカラーは、ポップなパステル系と落ち着いた印象のシック系を選択可能。加えて、ストライプスではツートーンカラー、セオリーでは単色カラーと明確なキャラクター分けがなされており、男女問わず楽しめるかわいい車です。
■【第1位】トヨタ シエンタ
トヨタ「シエンタ」は、7名乗車を可能としたグレードが用意されているコンパクトサイズのミニバンです。
2022年に登場した現行モデルでは、外観デザインを従来のスポーティ路線から一転させて、かわいいと感じられる雰囲気に変更されました。「シカクマル」とのデザインキーワードから、小動物の顔を思わせるキュートなフロントマスク、ベルトラインを低く抑えるのと同時に面積が広く取られたウインドウガラス、物腰柔らかで和やかな雰囲気があるリアデザインが採用されました。
ボディカラーをチェックすると、アウトドア風の緑色「アーバンカーキ」をはじめ、柔らかく暖かい印象のベージュなど、合計で9色をラインナップ。かわいい子犬のような雰囲気の車をお求めならおすすめかもしれません。
【外車】かわいい車ランキングTOP3
この項目では、外車で“かわいい車”に当てはまるモデルをランキング形式で紹介します。
国産車と若干異なり軽自動車の規格がありませんが、かわいい車と思える車種はコンパクトカーで生まれやすい点は共通しているでしょう。
■MINI ミニ
外車でかわいい車に当てはまり、真っ先に注目すべき車種がMINI「ミニ」シリーズです。
MINIのシリーズには、3ドアや5ドア、コンバーチブル、クロスオーバーなど多彩なボディタイプやモデルが存在する反面、すべてのラインナップで統一されたデザインを採用しています。ボディカラーに加え、ドアミラーやルーフデザインも選択可能。イギリスをモチーフとした“ユニオンジャック”、和風な“市松模様”なども多彩なカラーデザインから選択できます。
リアテールランプにもユニオンジャックをあしらったデザインを採用するなど、遊び心も溢れる試みから可愛らしさを感じるかもしれません。
■フィアット 500
フィアット「500」は、3ドアハッチバックタイプのコンパクトカーです。
小柄なボディと小さなエンジンで機敏に走り回るイメージがあり、“ハツカネズミ”、イタリア語で“トッポリーノ”の愛称で親しまれています。ハツカネズミを思わせる尖った丸みのあるボディに、ヘッドライトやインテリアなどで丸をモチーフにしたデザインを多用しているのが特徴です。
歴代モデルから大幅なデザイン変更をせず、キープコンセプトとなっているのもレトロ感があってよいでしょう。
■フォルクスワーゲン T-Cross
フォルクスワーゲン「T-Cross」は、5ドアハッチバックをオフロードでも走れるような雰囲気に仕立てたクロスオーバーSUVです。
他のフォルクスワーゲンラインナップとも似通っている外観デザインを、ポップでスタイリッシュな印象に仕上げています。フロント・リアともに一直線のランプやグリルデザインとしているのが、可愛らしさを感じるかもしれません。
オレンジやライトブルーなどビビッド系のボディカラーが目立ち、街へ繰り出す気分にもさせてくれるでしょう。
かわいいだけじゃなくて性能も注目して選ぼう
かわいい車を選ぶ際は、デザインの可愛さに注目するだけでなく車自体の性能にも注目してみましょう。
近年、車を走らせるには欠かせなくなっている「ハイブリッドシステム」の有無をはじめ、便利機能などの使い勝手も重要なポイントです。
外観やインテリアのデザインに目が行きがちですが、実際の走行フィーリングや便利さが欠けてしまったら車を所有する価値も下がってしまいます。
ぜひ、かわいい車を選ぶタイミングで、走行性能や使い勝手もチェックしてみてください。
