往年の“エリカ様スタイル”が韓国でブーム? スターらの場違い衣装、意外にも大盛り上がり

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韓国で「ドレスコードを知らされなかった」スターたちが話題を集めている。

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韓国では去る2日にバラエティ番組『宅配はモンゴルモンゴル』の制作発表会が開催され、俳優チャ・テヒョン、チャン・ヒョク、ホン・ギョンイン、歌手キム・ジョングク、ホン・ギョンミンら出演陣がこれに出席した。

この日の制作発表会には大半の出演陣がモノトーンカラーのシックな装いで出席したなか、チャン・ヒョクただ一人がグリーンのTシャツにデニム、オレンジのスニーカーといった装いで目を引いた。

(写真提供=OSEN)『宅配はモンゴルモンゴル』制作発表会

キム・ジョングクはチャン・ヒョクの姿を見て「彼は事務所がないから服を用意してもらえなかった」とジョークを披露。チャン・ヒョクは衣装のコンセプトについて、「こんなことになるとは思わなくて申し訳ない。何を着るか皆と連絡を取り合って来ているわけではないので、当然モンゴルの草原を意識した格好で来た」と語り、「みんなラフな格好で来ると思ったのに、そんなことはなくて驚いた。一人で撮られると違和感はないはず、みんなと一緒にいるから浮いている」と付け加え笑いを誘った。

実は韓国では最近こういったケースが連続しており、スターらが続々と“場違い衣装”で微笑ましい姿を披露している。

去る5月に開催されたNetflixドラマ『配達人〜終末の救世主〜』の制作発表会では、主演を務めるキム・ウビンがほかの出演陣と異なる装いで話題を集めた。

(写真提供=OSEN)『配達人〜終末の救世主〜』制作発表会

俳優ソン・スンホン、カン・ユソク、イ・ソム、チョ・ウィソク監督がオールブラックのコーディネートで制作発表会に臨んだ一方で、キム・ウビンはカーキのジャケットに白いパンツという装いで出席。MCのパク・キョンリムはこれに対して「Netflix式ドレスコードの世界観だ。チェ・ウシクに続き、ク・ギョファン、そして今日キム・ウビンがこのスタイルを継いでいる」と伝えた。

(写真提供=OSEN)『狩りの時間』

これに先立って、チェ・ウシクはNetflix映画『狩りの時間』、ク・ギョファンもまたNetflix映画『キル・ボクスン』の制作発表会で“場違い衣装”を披露している。

Netflixで配信されている作品に関しては、制作発表会で一人異なる衣装を身に着けることが最近の風潮となっているようだ。

キム・ウビンはこれに対して「ここに到着してみんなの衣装を見て、面白いと思った。あいにく僕のスタイリストはチェ・ウシクと同じ人だ」と直接言及し、会場を爆笑させた。

(写真提供=OSEN)『キル・ボクスン』制作発表会

昨今のこのような現象に関して韓国メディア『OSEN』は、「本来であれば出演陣の衣装に統一感を持たせたうえで制作発表会が開催されることが基本だが、昨今韓国では一人の出演者が“まるで一人ドレスコードを知らされなかったのでは”と思わせるほどのファッションを披露して現場を盛り上げている」と報じている。

日本でも2007年に沢尻エリカが映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でひとり毛色の異なる衣装を着用して世間を騒がせたが、最近の韓国では会場を盛り上げる“一種のスタイル”として反響を得ているようだ。

実際に各種制作発表会の様子を目にしたファンからの反応も熱く、「次はどの作品の誰が奇をてらった衣装で登場するのか」と期待を寄せられている状況だ。