FIFA女子W杯第1戦で日本代表を応援するサポーター【写真:Getty Images】

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米メディアが紹介「スポーツにおける最高の伝統:日本のファンがW杯で後片付け」

 サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は22日、ニュージーランド・ハミルトンで行われた1次リーグC組第1戦で日本代表・なでしこジャパンがザンビアを5-0で下し、白星発進した。試合後にはサポーターが客席をゴミ拾いする様子が米メディアに紹介され、W杯のたびに話題になる日本人サポーターの美徳がスポットライトを浴びた。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のサッカー専門ツイッターアカウントは試合後にこんな文面を記した。

「スポーツにおける最高の伝統:日本のファンがW杯で後片付け」

 日本のユニホームを着た男性サポーターが誰もいない客席でゴミ拾いする様子を紹介した。これまでもW杯のたびに日本サポーターの習慣としてスポットライトを浴びて来た行動。ニュージーランドで行われる今大会もそれは変わらない。

 投稿には、米ファンから「アメリカ人とは大違いだね。いい行動だ」「これ大好きだよ」「この行動はグローバルに必要」「MLSの観客が決して理解せず、そして実践することもないだろうね。残念ながら」「この動画を他のスタジアムでも試合終了少し前に流すべき。そうすれば観客もヒントを得て同じことをする」「他者を気遣い、負担をかけることを望まないという日本の文化からアメリカ人もいくつか学ぶことができる」「米国の市民もこれに倣って続いてくれ…」などの声が寄せられた。

 なでしこジャパンの大勝発進の裏でサポーターも称賛を集めることになった。

(THE ANSWER編集部)