業務スーパーで販売されている『北京ダック』をご存じでしょうか。

北京ダック用のアヒル(骨付き合鴨肉)が一羽まるごと詰まった冷凍食肉です。下処理はされているので、オーブンで焼いて切り分けるだけ。それでも調理は大変ですけど、豪快なボリュームと特有の旨みがご褒美感たっぷりの一品ですよ。

『北京ダック』の価格・コスパは?

『北京ダック』は948円(税込、税抜878円)で販売中。内容量は1kg。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

コスパ(単価)は100gあたり約95円。骨付き合鴨肉は『合鴨コンフィ』(250g・321円・約128円/100g)もラインナップされています。北京ダック用の丸鴨なんて一般スーパーではまず見かけませんし、通販サイトでも安い商品で160円/100g程度ですから、北京ダックを手頃かつ手軽に試せる珍しい商品かと思います。

『北京ダック』の調理方法は?

まず本品を開封したら冷蔵庫に一晩置いて自然解凍しておきます。次にオーブンを180℃に予熱しておき、クッキングシートを敷いた天板に本品をのせたら30分加熱。一度取り出して裏返し、滲み出た肉の脂をスプーンなどですくって全体にかけて馴染ませたら、再び30分加熱。しっかりと焼き目がついたら焼き調理は終了です。

そして、皮と身を適当な厚さに切り分けます。皮だけ切ってもいいですし、肉と一緒に厚めにスライスしてもOK。背骨に沿う感じで縦に深めの切り込みを入れてから、一口サイズになるよう削ぎ切りにしていくと切りやすい印象です。

『北京ダック』の味・食感は?

鴨肉単体で食べてもいいですけど、せっかくなので細切りにしたきゅうりや白髪ねぎと一緒に、甜麺醤を塗ってお好みの皮に包んでいただくのがおすすめ。パッケージ裏にはカオヤーピン(北京ダックを包む餅皮)の作り方も記載されていますが、こだわらないなら餃子の皮や春巻の皮で代替すればOKです。

表面に砂糖と香辛料が軽く塗ってあり、そのまま食べてもほんのり甘辛い風味があります。柔らかくほぐれる肉質、さらりと切れる脂の旨み、パリッと焼いた皮の香ばしさ。どこをとってもクオリティは上々で、抜群のご褒美感を楽しめます。

味も食感も文句なしとはいえ、食材の用意を含めて調理の大変さがネックですね。少量ずつ切ってアレンジし、普段のメニューに鴨肉レシピをプラスするといった使い方も一応できます。ただ、味付けもされてますし、基本的には北京ダック専用の食材と考えたほうがよいかと。お祝いやパーティ用途に購入するのがおすすめですよ。

『北京ダック』のカロリーは?

気になるカロリーも確認しておきましょう。

『北京ダック』は100gあたり250kcal(脂質 18.5g、炭水化物 0.7g)。お召し上がりの際の目安にどうぞ。