CL決勝マンCとインテルの展望、自らの力を発揮した側に勝機

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「マンチェスター・シティとしてはこの決勝で是が非でも勝利をおさめたい。だがインテルにも勝機はある」それが本日土曜日に行われるチャンピオンズリーグ決勝における条件だ。下馬票では確かに上回るマンチェスター・シティではあるが、守備の要ルーベン・ディアスが話すように、「最大の過ちは、これが決勝の舞台であるということを忘れることにある」ということ。つまり思いもよらない展開へと瞬時に変貌してしまう怖さがある。
しかもマンチェスター・シティはプレミア勢として1999年のマンチェスター・ユナイテッド以来となる欧州三冠もかかっているだけに、ケヴィン・デ・ブライネは「とにかく緊張しないようにすること」を強調。「ここに8年在籍しているけど、僕たちはずっと強さをみせつづけてきた。でも非難される唯一のことは、まだタイトルに不足があるということ」と言葉を続ける。あとはファンナンシャルフェアプレー関連もその対象かもしれないが。
ペップ・グアルディオラ監督も、焦りを封印するようになって久しい人物の1人だ。「決勝ではとにかく安定しなくてはならない。なぜならば0-0で敗戦するということはないのだから」と、前日の公開練習前にコメント。そこでもっとも警戒すべきは「インテルのアプローチ」であり、彼らの5バックからチャンスを作り出すことは至難の業であるとみる。それでもこれまでの経験からも奇を衒うような戦術はしないだろう。ここ7試合で1得点と鳴りを潜めているとはいえ、エルリング・ハーランドが先発から外れるということもないはずだ。「エルリングは準備万端だ」さらに背中の問題も克服したカイル・ウォーカーも練習に参加している。
一方のインテルのシモーネ・インザーギ監督は、「勝敗を意識しないようにすること。とにかく選手たちが最高の自分となれるよう、その助けになることを心掛けている」といい、35歳のアチェルビにはチャンピオンズリーグ決勝でみせつける守備の安定感を、この試合で若武者ハーランドを相手に体をうまくつかった巧みなポジショニングでスピードを経験値で上回っていきたい。そしてダンフリースとディマルコがサイドでダイナミズムを発揮し、ドイツ生まれのチャルハノールがセットプレーで好機を伺う。
とりわけトルコ代表にとってイスタンブールでの決勝は特別な試合であり、「自分たちには自分たちの強みがあるし、それでシティのマッチプランを崩していきたいね」と意気込みをみせた。さらにバレラも危険なパッサーとして攻撃にアクセントをつけることを期待され、最近不調のミキタリアンをベンチとしてもブロゾヴィッチが控える上に、ゴセンスもオプション。加えてラウタロ・マルティネスとジェコを再び起用するか、これが最後の舞台とるルカクでいくかなど、指揮官は様々な選択肢を検討することになる。
