37歳でも鉄人ぶりを見せたミルナー photo/Getty Images

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プレミアリーグ2022-23シーズンはマンチェスター・シティの優勝で幕を閉じ、早くも来シーズンに向けた移籍の話題が中心だ。しかしデータサイトの『Opta』は2022-23シーズンを振り返り、様々な面白いデータを取り上げている。

そんななか、注目したいデータが「90分間あたりの走行距離」だ。『Opta』によると今シーズン、プレミアリーグで90分間での走行距離が長かった5名の選手を取り上げている。1位に輝いたのはジェイムズ・ミルナー(リヴァプール)とブレンデン・アーロンソン(リーズ)の11.2kmだ。この2人に続いて、ライアン・クリスティー(ボーンマス)、クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)、ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)の11kmという結果になっている。

この結果の中で、英『THE Sun』が注目しているのが、ベテランたちの頑張りだ。ブレンデン・アーロンソンはまだ22歳の若手だが、そんな若手と同じ距離を走っているのが37歳ミルナーというのが驚きだ。ミルナーは数字の面から見てもまさに超人と言える。またその他のメンバーもエリクセンとフィルミーノが31歳と、5名のうち3名が30歳を超えるベテランが記録しているのは驚きだ。最も速いスピードを記録したカイル・ウォーカーも33歳でトップをマークした。まさにベテランの選手たちの奮闘が目立つシーズンだったことがわかる。

2022-23シーズンのプレミアリーグもいろいろなドラマが生まれた。そのドラマの裏にはベテランたちの活躍があったことは間違いない。