昨年のみやこS以来の重賞3勝目を目指すサンライズホープ(ユーザー提供:ななしさん)

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 平安ステークス(4歳上・GIII・ダ1900m)はエーピーインディ系の活躍が目立つレースだ。

 13年に1900mになって以降、延べ14頭が出走して[2-3-2-7]の勝率14%、複勝率50%。距離が合うのか、舞台が京都でも中京でも関係なく走っている。とりわけ昨年は5頭が出走し、1着テーオーケインズ(父シニスターミニスター)、2着ケイアイパープル(父パイロ)、3着メイショウハリオ(父パイロ)で馬券圏内を独占。テーオーケインズが圧倒的1番人気だったにもかかわらず、3連単は1万1340円の高配当だった。

 今年はサンライズホープ(牡6、栗東・羽月友彦厩舎)、デルマルーヴル(牡7、美浦・戸田博文厩舎)、メイショウカズサ(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)の3頭がエントリーしている。大将格はサンライズホープ。近走着順は地味だが、もともと気性的な問題でムラ駆けタイプだけに、一変があっていい。他の2頭は展開一つ。ペースが落ち着けばメイショウカズサの粘り込み、前崩れならデルマルーヴルの突っ込みに警戒したい。