志麻さんのフライパンで「鶏モモ肉のネギ蒸し」レシピ。野菜がたくさん食べられる!
フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。
そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! 今回のレッスンテーマは「鶏モモ肉のネギ蒸し 中華ダレ」です。
志麻さんのフライパンでできる「鶏モモ肉のネギ蒸し 中華ダレ」
野菜もお肉もたくさん食べられる蒸し料理は、志麻さんもおすすめの調理法。まずは、蒸し料理のおすすめポイントとコツを教えてもらいました。
鍋に野菜をたっぷり入れ、フタをして火にかけるだけで、それは立派な蒸し料理。
野菜そのものから出る水分が蒸気になり、それが鍋の中を循環することで、ちゃんと“蒸された”状態になります。もちろん、フタがあればフライパンだって大丈夫。
<ポイント2>野菜そのもののおいしさがギュッと凝縮!
余計な水分が蒸気に変わるので、野菜そのもののおいしさが凝縮されるのもうれしいポイント。
<ポイント3>少ない水分でも味わい深い一品に!
水分の多い葉野菜などはそのままで問題ありませんが、ジャガイモやレンコンなどの水分が少ない野菜の場合は、“呼び水”的に少量の水をたせばOK。むしろ通常の蒸し料理よりも味わい深い一品ができ上がります。
●鶏モモ肉のネギ蒸し中華ダレ
【材料(4人分)】
鶏モモ肉 2枚
長ネギ 3本
酒 1/4カップ
A[ニンニク、ショウガ(各みじん切り)各1かけ 万能ネギ(小口切り)1/2束 しょうゆ大さじ3 酢大さじ2 砂糖大さじ1 ゴマ油小さじ1]
【つくり方】
(1) 鶏肉はひと口大に切る。長ネギは2cm幅の斜め切りにする。
(2) フライパンに(1)の長ネギを広げ入れ、鶏肉をのせる。酒をふり、フタをして中火にかける。煮立ったら弱火にし、10分蒸す。
(3) 器に(2)の長ネギを盛り、上に鶏肉をのせる。Aを混ぜ合わせ、鶏肉にかける。
【ポイント】
ネギを鶏肉の下に敷くことで香りが肉に移ります。少ない水分でも、野菜から水分が出てくるので焦げつきません。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです
タサン志麻さんの「オンライン料理レッスン2」が明日開催!●内容●イベント開催日時(開演時間&終演時間)●アーカイブ配信●チケットの金額
『志麻さんのベストレシピ 料理のきほん編』では、「これだけは覚えておいてほしい」という志麻流“おいしい”をつくる20のルールを紹介しています。
また、現在発売中の『à table SHIMA vol.04 春号』(扶桑社刊)では、タサン家のデイリーごはんレシピをたっぷり掲載。定番料理やフランス人も大好きなジャガイモレシピ、新タマネギやアスパラを使った春レシピなど、楽しい特集が盛りだくさんです。