40代までがんばってきた掃除や洗濯。50代になったらそれまでの「当たり前」を見直すことで、負担を減らすことができるかもしれません。実際に使用アイテムを更新し負担を減らした方法を、整理収納アドバイザーの大木聖美さんに教えてもらいました。

50代からの掃除・洗濯は、使用アイテムを更新

当たり前にやっていたルーティンを見直し、できるだけ負担なく、シンプルに。便利な道具も味方につけます。

●がんばって床掃除をするのをやめた

・回転モップクリーナーでゴシゴシせずにきれい!

コードレスの電動式回転モップクリーナーを導入し、洗面所の床のふき掃除がグンとラクに。「かがまずにすみ、皮脂汚れが簡単に落ちます。網戸や玄関のたたき掃除にも重宝」

●掃除のルーティン化をやめた

・季節を感じながら自分のペースで

毎日の掃除機がけや、年末に大掃除をする習慣を見直し。「時間のある日は掃除機がけ、天気のいい日は庭掃除をするなど、季節や天気、自分のペースを大切にしたら、疲れなくなりました」

●洗剤をアレコレ買うをやめた

・アルコールとナチュラル洗剤を基本に

場所ごとの洗剤を買うのをやめ、家じゅうの掃除をアルコールスプレーと、ナチュラル洗剤に。「これで十分対応でき、ストック管理の手間もありません」

・息子たちの靴下は分けずに同じ引き出しに

「息子たちは白と黒の靴下しか履かないので、同じものを数足ずつ用意。洗濯後は1つの引き出しに入れるだけに」。ペアを探したりする手間もなく、管理もラク!

・洗剤は量らない

キャップで洗剤を量る作業は、液ダレの原因にもなって意外に面倒。「プッシュタイプの容器にしたら、量る手間がなくなってストレスフリーになりました」

●洗濯に手間をかけるのをやめた

・まとめて洗える服しか持たないように

以前は色や素材によって分けて洗濯していましたが、気軽に洗える服しか買わないように。「ネットを使う場合も、大きなものにまとめて入れるだけ。色柄物も白物も一緒に洗濯します」