「子どものため」と青天井になりがちな教育費。子どもの成長につれて増える金額になんとかしなきゃと思いつつ、目の前のことで頭がいっぱい。将来の教育費までは手が回らず、モヤモヤした不安が大きくなっていませんか? そんなお悩みをファイナンシャルプランナーの前田菜緒さんが解決! 年代別にかかるお金や効率のいい貯め方など、計画的な備え方を紹介します。

教育費でカッツカツ…イラストレーター・熊野友紀子さんの場合

【小・中・高・大でかかる学費※】
オール公立 約400万円
オール私立 約1600万円

【漫画】漫画でやさしく解説!教育費の貯め方

まずはこれから必要になる教育費の額を知ること。わかれば、やるべきことも明確になります。

学費とは、学校にかかる費用のみを指し、学校外活動費は入っていないものとする

●ハードルが低い貯め方を知る

ハードルが低い貯め方を知りましょう。
学資保険に入る、児童手当を使わずに貯蓄するなどはおすすめの方法です。

●子どもが小学生のうちは貯めどき

大学の学費は念頭においていても、「目の前の教育費」は頭から抜けがち。子どもが小学生のうちは貯めどきと心得て、習い事も慎重に見極めることがポイントです。

●固定費の見直しを

「いくらお金があってもたりない…」そんなとき、節約で大きな成果が出やすいのが固定費です。まずは固定費の見直しから!

●返済不要な奨学金もある

奨学金は「給付型」「利子なし貸与型」「利子あり貸与型」というタイプがあります。今は無利子や返済不要な奨学金も多いのでチェックしましょう。