小学校卒業後、処分に困る「ランドセル」。想像以上に満足した活用法とは
子どもが小学校を卒業した際、行き先に困る「ランドセル」。思い出もつまったものだけに、なかなか捨てるのもためらわれますよね。「わが家では、子どもたちのランドセルをリメイクをしたところ、思った以上に満足できました」と話すのは、整理収納アドバイザーのまいさん。詳しく教えてもらいました。
小学校卒業後、ランドセルを小物にリメイク!ペンケースやパスケースに大変身
6年間大切に使ったランドセル、どうしていますか? 昨年小学校を卒業した長男のランドセルを小物にリメイクしたところ、仕上がりに大満足! この春卒業した二男のランドセルもリメイクオーダーをしたので詳しくご紹介します。
●卒業後ランドセルをどうするのか
・処分する
・寄付する
・リメイクする
・リサイクルショップで売る
・そのままずっととっておく
思い出のつまったランドセルを卒業後どうするか決められず、何年もそのまま保管している方も多いのではないでしょうか。
わが家の場合は、私が以前から興味を持っていたのと、息子たちも形を変えてまた使いたいとのことだったので、リメイクをすることに決めました。
長男のランドセルは、リメイクオーダー「Askal」で
長男は楽天の「Askalかばん工房」というショップの「ランドセルリメイク選べる6点セット」を選びました。
このショップにした理由は、価格が手ごろだったことと本人希望の「ペンケース」があるからでした。また、レビューの数が多く評価がとても高いのもポイントでした(2023年4月現在:税込み8,900円)。
●注文から出来上がるまでの流れ
1.注文する→2.送付用書類が届く→3.書類を記入してランドセルを送付→4.完成!
注文後、届いた送付用書類に記入します。メイン小物にペンケース、サブアイテムにパスケースとコインケースを選択しました。
要望欄には「黄色い縫い糸と反射ボタンが気に入っているので使ってください」と記入。できる限り思いを伝えておきます。
リメイク前にたくさんランドセルの写真を撮っておきました。ランドセルの中に送付用書類を入れて発送。Askalさんはランドセルを送る料金もリメイク品の返送料も無料で、送付用の紙袋も同封されているので手間が少ない印象でした。
●リメイク小物が届いた!
そしてこれがリメイクされて届いた小物たちです。どれもすごくすてきで家族中で大喜び!
注文をしたのが中学1年生の1月で、翌月に完成品が届きました。すいている時期なのか、たった1か月で戻ってきたので驚きました。卒業直後は注文が多いのか、2023年4月現在は6〜10か月待ちとなっています。
●お気に入りの黄色いステッチを生かした、ペンケースやパスケース
子どもが欲しがっていたペンケース。気に入って毎日愛用しています。学校で友達から「かっこいい」とよくほめられるそうです。
こちらはパスケース。
パスケースやコインケースにも、長男お気に入りの黄色いステッチ部分が使われています。
●ミニランドセル型キーケースや写真立ても
こちらのミニランドセル型キーケースは、SNS投稿でもらえるアイテム。
反射ボタンを使ったおまけのキーホルダーも嬉しい。
肩ベルトキーホルダー(写真左)とコードホルダー(写真右)も共通小物として、セットについています。
セット内容は年によって変わる可能性があります
●ランドセルを買ってくれた夫の実家には…
さらに「写真立て」を追加注文して、ランドセルを買ってくれた夫の実家へプレゼントしました。
フレームには名前カードが入っていた窓、スタンドには留め具を利用しています。リメイクのよさをしみじみと感じることのできるアイテムになりました。
つくりはやや簡素に感じますが縫製は丁寧です。ペンケースは使い始めて1年以上たちますが、今のところほつれなどありません。
二男のランドセルは、リメイクオーダー「花鯨」で二つ折り財布に
二男もAskalさんにオーダーしようと考えていたのですが、じつはほかのショップにしました。本人に聞いたところ「しっかりしたコンパクトな財布が欲しい」とのこと。
楽天の「ランドセルリメイク工房 花鯨」というショップの「二つ折り財布の選べる5点セット」を選びました。オルゴールつきのミニランドセルもかわいくて気になるみたい。
長男のときと比べて価格が高いので少し迷いましたが、二男の希望通りにしました(2023年4月現在:税込み13,800円)。
注文からでき上がりまでの流れは基本同じです。花鯨さんは完成品の返送は無料ですが、ランドセルの郵送料は発払いで梱包袋も自分で用意をします。
●ベルトループやタグ型キーホルダーも選べる
注文後数日で、IDのついたお仕立券が届きました。住所等を記入して、選べるアイテムを決めます。ベルトループとタグ型キーホルダーにしました。
ランドセルに記入したお仕立券を入れて郵送。
10か月くらいかかるそうなので、完成は来年の2月頃でしょうか。気長に待ちます。
思い出がたくさんつまったランドセル、リメイクをすれば世界で一つのアイテムに。愛着をもって使い続けることができるのは、なかなかよいものです。写真立てやキーホルダーなどの小物にして家族や祖父母にプレゼントするのもおすすめです。
ランドセルの行く先は、ぜひお子さんと相談して決めてくださいね。