アイドルグループ「#ババババンビ」の白色とツインテール担当・小鳥遊るい。今年グループは結成3周年を迎えて4大都市ツアーを敢行するなど、活動は順風満帆に見える。

― これまでの3年間で印象に残っている出来事は?

やっぱりデビューライブがコロナ禍で中止になったことですね。本当ならちょうど3年前の’20年3月27日に開催する予定だったんですが…。ずっと楽しみにしていて練習もたくさんしてきただけに、しばらくは“ズーン”って感じで絶望していました。レッスンもできなくなったので、ずっと家にこもっていて。やることといえば、近所にある激安の八百屋さんに通い詰めてたくらいですかね(笑)。バナナが1房20円とかで売っているんですよ!

― なかなか立ち直れないですよね。どう打開したのですか?

ステイホームでずっと家にいたので「何かできることはないかな」と考えていたんです。そこでメンバーと話し合って「毎日配信しよう」ということになりました。3年近くになるから1000回以上はやってますね。もともと人前に出ることが得意じゃなかったので、私にとってはいい経験になりました。

― 配信をやっていてよかったことは、ほかにもありますか?

東京以外に住んでいる方とコミュニケーションがとれることですね! コロナ禍でなかなか外出ができない、直接会えないという時期がありましたし、配信で毎日みなさんに会えることでかなり勇気づけられました。あと、わたしは理系学部出身なのですが、そこを魅力に感じてくれる方がいることを初めて知れたので、配信をやっていてよかったと思いました(笑)。

― リケジョ好きは多いですよね(笑)。最後に、これからの3年について聞かせてください。

老若男女問わず、名前を聞いたら顔が浮かぶようなアイドルになりたいです! あとは地元の三重県で、ライブやその他いろんなお仕事ができたらなって思ってます。おじいちゃん子なので、祖父に生でライブを見てもらいたくて。いまは配信の映像でライブを見てくれているみたいですが、老眼なので、私を認識するすべは髪型だけみたいです(笑)。

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