昨年、チームを全国トップクラスの強豪校に仕立て上げた黒田剛監督が、J2・FC町田ゼルビアの監督に就任したため、長年ヘッドコーチを務めていた正木昌宣氏が新監督に就任。チームとしても新たな船出となる重要な1年だ。

 小泉はその重要性を理解しているからこそ、強烈な責任感を口にする。

「1年生の時に3冠を獲った代をスタンドから見て、2年生の時は3冠を獲れなかった代をピッチで経験したからこそ、ここは真似しないといけない、ここは是正しないといけないということを整理して今年に挑みたい。

『球際、切り替え、ハードワーク』というチームとしてやらなければならないことを90分間やりつつ、今年はサイドアタッカーが強烈で、前線は収められて、中盤にはパサーがいるという『なんでもできる』チームだからこそ、後はセンターバックがしっかりしないといけない。自分が鍵を握っているつもりでやっています」

 王者奪還に向けて、そして目標である高卒プロに向けて。190センチの柔と剛を兼ね揃えた大型CBはここから右肩上がりの成長曲線を描いてくれるはずだ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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