海の環境を守る活動に取り組む団体が14日、東京都内で記者会見を開き、ごみ拾いを競技化したスポーツの世界大会を今年、日本で開催すると発表しました。

 海洋ごみの対策などに取り組む日本財団は、ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のワールドカップを日本で初めて開催すると発表しました。「スポGOMI」は、決められたエリアの中で制限時間内に拾ったごみの量や種類などを競い合うものです。

 日本財団によりますと海洋ごみのおよそ8割は陸で発生し、水路や川を伝って海へ出ているということから、ごみ拾いは非常に重要だといいます。また、去年(2022年)行われたサッカーワールドカップで、日本のサポーターがごみを拾う姿が世界で報道されるなど、ごみ拾いが注目されています。

 「スポGOMI」ワールドカップは、ことし(2023年)の4月から世界20カ国で予選大会が行われ、11月に東京都内で決勝大会が行われます。