持続可能な社会づくりに向けて林業や農業の団体などが一体となって取り組む協定が20日、佐野市で結ばれました。

 協定を結んだのは農業・林業団体や農業関連の金融機関、それに住宅メーカーなど県内に本社や支店がある6つの団体です。協定では6団体が連携して森林や農業環境を保全することで二酸化炭素を吸収し脱炭素化に向けたカーボンニュートラルの実現につなげるとしています。

 また、協定により林業団体が良質な県産の木材を安定的に住宅メーカーに供給し、農業関連の金融機関は住宅ローンを利用する人に農業体験ができる特典を用意するなど循環型の経済モデルが構築できるといいます。