先進7カ国(G7)広島サミットに伴って6月に関係閣僚会合が開かれる日光市で17日、警察など関係機関が連携して鉄道で不審物が発見された時の対応を確認する訓練を行いました。

 東武日光駅で行われた訓練には警察や消防、鉄道のほか、栃木県や日光市から約70人が参加。

 訓練は特急列車の中に不審物が見つかり、乗客2人が体調不良を訴えているという想定で行われました。駅に列車が到着すると、具合の悪くなった乗客を救急車で搬送するまでの一連の流れを確認しました。また、防護服を着た警察官が列車の中に置かれた不審物を回収しました。

 日光市を会場に6月24日と25日にG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開催されます。栃木県が政府などによる国際会議の開催地になるのは今回が初めてで、警備体制を万全にしようと関係機関が連携して対応に当たりました。