宇都宮市の小学校で17日、卒業式に向けて子どもたちが花の苗を植える教室が開かれました。

 「花と緑の教室」は、子どもたちに花や緑に親しみを持ってもらおうと宇都宮市が8年前から実施。市内の小学4年生と5年生を中心に、園芸店を営む講師の指導の下、鉢や花壇に複数の植物を植える「寄せ植え」を行っています。

 17日は、東小学校の5年生24人が3月16日の卒業式で飾る「寄せ植え」に挑戦。植えるのは、ドレスのような花弁が特徴のパンジーや華やかな香りのストックなど4種類の花です。卒業生の門出を祝おうと、明るく春らしい品種が選ばれています。うららかな晴天の下、子どもたちは優しく丁寧な手つきで苗を植えていきました。