『舞いあがれ!』ヒロイン牽制する“強烈マウント女”にネット戦慄「理解者気取り」「ヒグマ級の爪痕」

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福原遥(24)がヒロイン・岩倉舞を演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)。物語が佳境を迎えるなか、舞に“強力なライバル”が出現し、視聴者をザワつかせている。

2月9日の放送回で舞の幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二)に会うべく、古本屋「デラシネ」に現れたのは歌人志望者の秋月史子(八木莉可子)。

長山短歌賞を受賞した貴司の短歌に感動し、自作の短歌を持参する。貴司に褒めてもらったことで、「また新しい短歌ができたら読んでいただけますか?」とアピール。さらに帰り際、居合わせた舞に小声で「奥様ですか?」と尋ね、舞が否定すると「よかった」と安堵の表情を見せた。

次第に史子は、舞の居場所でもあった「デラシネ」で我が物顔のように振る舞うように……。いっぽう、貴司は詩人として新たな壁にぶつかっていた。

「短歌賞を受賞したことを機に、歌集の出版が決まりました。貴司は本に収録する短歌300首を差し出しますが、担当編集者は『パンチがない』とダメ出しします。『明日までにあと10首』とノルマを課され、焦る貴司はスランプ状態に。史子は店に入り浸り、貴司を支えようとするのです」(テレビ誌ライター)

■「先生のそばにおること悪く思わんといてくださいね」

そうした史子の積極的な行動の矛先は、舞にも向きはじめる。

13日の放送回では、貴司は自分の新しい短歌に目を通した舞に「ごめん、わかりにくいか」とためらう。すると史子は「見せていただけます?」と割り込み、短歌を一読し「本歌取りですねぇ」と嬉しそうに言ったのだ。

短歌に詳しくない舞が「ほんかどり?」と聞くと、「平たく言えばオマージュです。有名な歌の一部を使って新しい歌を作ることです」と解説。貴司から「わかるん?」と聞かれると、「フフフ。もちろんです」と得意げな表情を浮かべた。

浮かない顔をした舞は店を後にするが、店に忘れた傘を持った史子が追いかけてくる。2人きりになったところで、史子は舞にこう“宣戦布告”したのだ。

「今、梅津先生は歌人として一番大事な時期です。素晴らしい第一歌集を出していただくために、私も精いっぱい支えたいなと思ってます。せやから、先生のそばにおること悪く思わんといてくださいね」

15日の放送回では、貴司の両親が営むお好み焼き店にも姿を現した史子。驚くべきことに、すでに貴司の母・雪乃(くわばたりえ)とも顔見知りに。雪乃に貴司の状況を伝え、2人分のお好み焼きをテイクアウトして帰るのだった。

■「理解者気取りでムカツク」「ヒグマ級の爪痕」

そして、舞が貴司の様子を見に来たある日。エプロン姿で店番をしていた史子は、「舞さん、そういうのもプレッシャーになるんですよ」と釘を差す。「歌できたかって、いちいち聞きに来られたら先生もしんどいと思います」「先生と私は同じくらい深い孤独を抱えているんやと思います」などと牽制したのだった。

「史子の登場によって、舞と貴司の間に距離感ができてしまいました。複雑な家庭環境で育った史子は、貴司を“自分と同じ孤独を抱いている人”と信じて疑わない姿勢を崩しません。一方で、舞は貴司への思いに気づき始めていますが、何でも話し合える幼なじみの関係が崩れてしまうのを恐れています。もどかしい2人の関係性がどのように展開していくのか、注目が高まっています」(前出・テレビ誌ライター)

舞と貴司の仲を引き裂こうとする史子の“強烈マウント”に、SNSでは戦慄する声が相次いでいる。

《キー!!!この女、理解者気取りでムカツク》
《嫌われることを厭わない秋月さんの中の人に拍手送りたいくらい腹立つ……》
《#舞いあがれにおける秋月史子の爪痕、ヒグマ級》
《秋月史子が貴司の生活圏をゆっくりと確実に浸食してゆく様子が、スティーブン・キングもびっくりなモダンホラーそのもので震える》
《朝ドラで、歴代クズ親父やクズ兄おるけど。嫌な女ランキングあったら上位確定の秋月史子》