宇都宮市内の新4号国道の交差点で15日、宇都宮市の中学生が作ったごみのポイ捨て禁止を呼びかける新しい看板の除幕式が開かれました。

 除幕式には、看板を制作した宇都宮市立鬼怒中学校の生徒と教員のほか、国土交通省の関係者など合わせて18人が参加しました。看板が設置されたのは、鬼怒中学校から500メートルほど離れた新4号国道の寺内交差点近くの2カ所です。

 学校では30年前から道路の美化と緑化活動を行っていて、2007年度に設置した看板が古くなったことから今回新しいものを制作することになりました。生徒会が中心となり全校生徒からポイ捨て禁止を呼びかける標語を募集し、優秀な2作品を選びました。そして、選ばれた標語にふさわしいイラストを美術部の部員が協力して制作したということです。

 鬼怒中学校では、今後も植樹や清掃活動などを通して地域にふさわしい道づくりを進めていくとしています。