『デッカー』中村加弥乃、ウルトラマンディナス変身を生披露 カナタ・松本大輝も太鼓判「100点満点」
映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』の完成披露試写会が13日、都内で行われ、主人公アスミ カナタ役の松本大輝とディナス役の中村加弥乃が出席。本作でウルトラマンディナスに変身する中村は、ファンの前で変身ポーズを生披露すると、ウルトラマンの先輩である松本が「100点満点です」と絶賛した。この日は武居正能監督、安田大サーカスの団長安田（ぺダン星人役）とクロちゃん（ゼラン星人役）も登壇した。
今年1月に放送が終了した「ウルトラマンデッカー」テレビシリーズのその後を描いた本作。GUTS-SELECTのメンバーが、謎の女性ディナス（中村）と共に、地球の宙を歪める支配者プロフェッサー・ギベルスに立ち向かう。
最終章からの参加となった中村は、「待ち遠しくてたまらなかった」と完成を待ち望んでいたことを明かすと、「今日という日が迎えられ、登場したときの拍手を聞いて胸がいっぱいになりました」と感無量な表情を浮かべる。
主演の松本に続く形で、ウルトラマンに変身することになった中村。劇中での華麗な変身シーンについて、「初めてのヒーロー変身だったのですが、小さい頃からウルトラマンに憧れて、ウルトラマンスーツのパジャマで何度も変身のマネをしていたので、プロフェッショナルな方たちのなか、正式な変身をすることができて夢が叶いました」と笑顔を見せた。
中村の変身シーンについて、ウルトラマンの先輩である松本は「（テレビシリーズで）デッカー・アスミ（谷口賢志）がウルトラマンに変身したときは、すごく嫉妬してしまったのですが、最終回で区切りがついていたので、今回ディナスが変身するときは応援していました」と心境を述べる。
この日、ファンの前で初めて生変身を披露することになった中村。やや緊張した面持ちのなか、見事な変身シーンを披露し、「撮影ではカットを割っての変身だったので、フルサイズで変身したのは初めて。うまくいきましたかね」と客席に問いかけると、大きな拍手が。松本も「僕がファンの前で初めて変身したときはグダグダだったので、100点満点です」と太鼓判を押していた。
そんな松本も、中村に続いてウルトラマンデッカーへの変身を生披露することに。堂々と躍動感いっぱいに変身シーンを見せると、こちらも大きな拍手が。嬉しそうな表情を見せた松本は「やっと『デッカー』の最終章を皆さんに届けることができて嬉しい」と述べると「最終章とは言っていますが、夢に向かって旅立っていくお話。何十年か後『ウルトラマンデッカー』新作をやりますみたいな嬉しい発表があるかもしれません。先輩たちのように僕らも輝いていきたいので、これからも末永く応援よろしくお願いします」と熱い思いを語っていた。（磯部正和）
映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』は2月23日から「TSUBURAYA IMAGINATION」で独占配信、全国の劇場でも同時公開
