チョン・ジョンソのハリウッド進出作「Mona Lisa and the Blood Moon」韓国で3月に公開決定…ポスター&予告映像を解禁

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チョン・ジョンソのハリウッド進出作「Mona Lisa and the Blood Moon」が、韓国で3月の公開を確定した。

彼女は韓国映画界の巨匠イ・チャンドン監督の「バーニング」で、デビューと同時に「カンヌ国際映画祭」に進出し、一気にスターになった。その後、映画「ザ・コール」「恋愛の抜けたロマンス」、Netflix「ペーパー・ハウス・コリア」シリーズ、TVINGオリジナルシリーズ「身代金」など、スクリーンとOTT(動画配信サービス)を行き来しながら、活発な活動を展開している。

特にデビュー作である「バーニング」で「カンヌ国際映画祭」に進出したことに続き、ハリウッド進出作である「Mona Lisa and the Blood Moon」が、「第78回ベネチア国際映画祭」の作品賞(金獅子賞)にノミネートされるなど、再び世界舞台で底力を証明した。世界3大映画祭の中、「カンヌ国際映画祭」と「ベネチア国際映画祭映画祭」を席巻したのはもちろん、圧倒的な眼差しと雰囲気で各作品ごとに存在感をしっかりと見せつけてきたチョン・ジョンソ。同作でも本能的な演技で、新しい人生作の誕生を予告する。

「Mona Lisa and the Blood Moon」は赤い月の夜、閉鎖病棟から逃げ出した謎の存在モナ(チョン・ジョンソ)が、見知らぬ都市で出会った人々と完璧な自由を探して旅するミステリーファンキースリラーだ。

モナ役に扮するチョン・ジョンソを中心に集まった、ワールドクラス俳優たちの出演も期待を高めている。まず「あの頃ペニー・レインと」で「アカデミー賞」の助演主演賞にノミネートされ、最近公開された「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」でバーディー・ジェイ役を務め人気を集めたハリウッドの実力派女優ケイト・ハドソンの、イメチェンが目を引く。劇中、彼女はモナの能力を使って大金を狙うダンサーのボニーに変身する。

また「デッドプール」での悪役で強烈な印象を与え、「アリータ: バトル・エンジェル」「ゲーム・オブ・スローンズ」など人気作に出演したエド・スクラインが、モナに一目惚れするロマンチストDJのファズ役をー、抜群の演技力を誇る子役のエバン・ウィッテンはリトルロックスピリットのチャーリー役、伝説的な米ドラマ「ザ・オフィス」での活躍をはじめ、お笑い芸人シム・ヒョンレ監督の映画「D-WARS ディー・ウォーズ」で主演を務めたクレイグ・ロビンソンが、運がない警察のハロルドを演じる。

さらに、自分ならではのユニークな作品の世界と魅惑的なミザンセーヌで、世界中の観客を魅了した天才監督アナ・リリ・アミリプールが、演出と脚本を務める新作として期待を高めている。アナ・リリ・アミリプール監督は驚異的なデビュー作として評価されている「ザ・ヴァンパイア 〜残酷な牙を持つ少女〜」で、「サンダンス映画祭」をはじめ、有数の映画祭を総なめ、「マッドタウン」で「ベネチア国際映画祭」の審査委員特別賞を受賞した。

「ヘレディタリー/継承」「ミッドサマー」、そして「ボー・イズ・アフレイド」まで一緒に作業したアリ・アスター師団の撮影監督パヴェウ・ポゴジェルスキと、「アカデミー賞」で作品賞を受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のジョン・レッシャープロデューサーが合流するなど、実力派制作陣の参加で、完成度高いウェルメイド映画が誕生した。

同作は華やかで感覚的なミザンセーヌに、EDMとロックをまとめるスタイリッシュな音楽が加わり、「第78回ベネチア国際映画祭」のサウンドトラック特別言及賞(Soundtrack Stars Award - Special Mention)、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」の音楽賞、「ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭」の音楽賞など各授賞式の音楽賞を総なめにする快挙を達成した。