そして「私にとって、彼は王子ではなく友人のヘンリーだった。何かが少し制御不能になっただけ。彼は偶然にも王子だったってことよ」と述べ、このように語っている。

「当時の私は彼が童貞だとは知らなかったし、考えもしなかったわ。彼にそんな雰囲気はなかったし、自分のしていることを分かっているようだった。でもよくよく考えてみると、彼は童貞だったのよ。」

この頃のサシャさんは、ヘンリー王子が誰かとベッドに共にしたという話は聞いたことがなかった。そのため、この時が初体験だったと後から確信したそうだ。

2人はその後、ヘンリー王子の警備員に見つからないように別々のルートでパブへの道を戻った。サシャさんはベルトを野原に置き忘れるなど少し乱れた姿でパブに戻ったため、友人に笑われたという。一方の王子はパブに戻らず、路上の電話ボックス内にいるところを警備員に発見されたそうだ。

その後、サシャさんは王子に会っておらず、連絡を取り合うこともなかった。しかし回顧録で当時のことが暴露されたことに大変驚いたそうで、こう話している。

「あの一夜が本に載ることを、誰も私に警告しなかった。ヘンリーや彼の仲間は、その気になれば私に連絡することができたはずなのに。私は平穏な生活を送っていて、こんなことは望んでいないのよ。」
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)